近年目に余る、身びいきで勝手、視野狭窄で非論理的で、おまけに、どう説明しても理解できない硬い頭をしているおかげで、話が深化すると脳がリセットされて話の最初に戻ってしまう連中は、いったいどんな「層」なのでしょう。
抽出するには年代で分けるか、それとも土地柄でか、あるいは・・・答はなかなか出ません。カテゴライズしてしまった段階で、狙ったピントはボケて行くようです。
逆に言えば、おそらく日本人の半数以上、というより圧倒的多数が当てはまるからこそ、部分に特定するのは困難であるのかもしれません。
ぼくは、日本人の67%が日本語を理解できない、という説を根拠なく持っています。これを実証するには、国民が1億2千万人として最低2400人を対象にテストをして、誤差一桁内の結果を得ないといけません。
ちゃんと原語を解する、つまり論旨が理解できる能力を有していないから話が通じない、という決め付けで、この層こそ最初の条件に当てはまるのか?と思います。
「どこかで読んだ調査」という、ごく曖昧なソースによれば、世の中を動かしている気になっている自称エリートは全国民の14%なんだそうですね。
そしてこれまた妄想ですが、広い意味での「世捨て人」はおそらく、いても1%でしょう。この層はホームレスのような物理的なケースを想定するのではなくて、他者への働きかけをあきらめた賢人、とでも思ってください。
14+1を100から引いた残りの85から、さっきの67を引きますと、残りは18。つまり、日本語が通じて、更に妙なエリート意識もなく、本来あるべき意味での普通の日本人は、たった18%だということです。
しかし、例えば多数決が民主的だというような、間接的・逆説的な自らのネガティヴな発想にも気づかない67%の人たちが、最大多数派である自分たちこそ普通だと自認している事は、想像に難くありません。
閉鎖空間である大型掲示板群内は、今や戦前の様相さながらです。列強から自分たちに向けられる視線を、コンプレックスの裏返しから、隣国に向けてみたりとか、もう大変なものです。怖いのは、あそこがサブカルチャーであり「地下」だと認識せずに入っていく、件の67%の層です。若ければ若いほど、さっさと染まってしまいますから。
さて、通信上のコミュニティでも、結局は多数決的発想が前提になっています。ですから、支持を集めた意見がその場での正論になります。古き因習に心をとらわれ、未だ封建的な意識の人々こそが、実は数から言えば圧倒的に多いですから、当然彼らの意見が大勢を占めてしまうわけです。
幼稚園児のケンカみたいなことしてて、単に言い負かしたと思ったら「論破した」とか言い出すような、頭でっかちの割に非論理思考の持ち主である子供の集まりですから、今はまだ、実社会にそれほどの影響力を持ってはいないでしょう。もしかしたら、結構なお年の方が必死にケンケンガクガクやっているのかもしれませんけど。
こうした通信内のコミュニティでは、精神の一億総寒村化とでも表現すべき日が近いです。この意味では、日本におけるディジタルディヴァイドとは、本来とは別の意味で使うべきなのかもしれません。件のコミュニティに関わった人たちだけ、頭の中身が封建化するような現象を指した方が、今後しっくり来そうです。
さて、本題に戻りましょう。
つまり、上述の「層」とは、自分を普通だと思っているがその普通を設定する水準は低く、通例=多数意見=正解という考えの、しかも日本語がうまく使えない67%の人たちと同一なのか、って事なんですけど。
結局は冒頭と同じです (^^ゞ
つまり、条件で分けようと思った時点でピンボケしちゃってます。まあ、条件自体がでっち上げですけどね〜。それは置いておくとしても、もっと感覚的な、形にならない心象だけの捉え方が必要なのかもしれません。「合致する」人に会ったら、頭のてっぺんの毛が逆立つとかね(鬼太郎かよ)
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