2006年6月の日記
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6月30日

 うへ〜、もう今年も半分終わりですよ ('A`)

 ただ今、2年に一度の賃貸契約更新中ですが、2年単位で考えても時の経つのは早いこと早いこと・・・(汗)こうなると、人生は死ぬまで加速するんだと実感して来ちゃいます。もう、そうとしか思えません。あ、それがつらくなった頃に子供返りするのかも?

◆Sリーグ順位決定戦を行いました。最終順位が決定しましたので、今期は無事終了です。ご参加の皆様、ご覧くださった皆様、ありがとうございます。なお、スーパーカップも行いました。こちらはエキシビジョンですが、とりあえず総合王者も確定しました。

◆ネスタッチさんと馬井さんにテストマッチのお知らせをお送りしました。届かないようでしたらお知らせください。




 さて、かなり出遅れましたが、まだまだ祭りでぃっ♪




【ブラジル vs ガーナ】

 確かに、ロベルト・カルロスの後をスピーディに攻めましたし、中央からも行きました。信じがたい距離からでも強烈なシュートを放ちました。

 それでもガーナには、期待していた良い意味での危険なニオイはせず、結局はブラジルに良い様にやられちゃった感があります。しかも、まだ50%〜65%程度の出来であるセレソンに、です。

 アルヘンティナのようなカッコ良いシーンがあまりに少ない・・・が故に思います。本気で優勝「する」んだな、この人たち、って。



 それにしても、やはりサラリーマンではなかった(笑)ロナウド。いざとなればいつものフェイントでさっさと得点、でしたね。もちろん前述したように、思っていた以上にレベル差があったことは差し引かないといけませんけど。



 背番号にまつわる具体的な詳しいことは専門的なサイトの数々がありますから譲るとして、今回の弱点である「4番の欠如」について少しだけ。

 ルシオ、フアンともにブラジルでは3番タイプ。フィジカルに長け、人に強いタイプです。4番は、技術に長け、5番ないし8番にボールを渡すのが主な仕事です。3番だと、主にクリアというイメージでしょうか。

 ブラジルには4番がいない、というのは、今に始まったことではありません。アウダイールですら、国内じゃ4番に値しないと叩かれたくらいですから、少なくともこの3大会は「いない」ってことになりますね。

 82年は回りに合ったレベルの9番がいないことが悔やまれましたが、今回4番がいないことを悔やむようなシーンがあるのかどうか。少々心配しつつ見守りたいor見届けたいと思います。




【スペイン vs フランス】

 ハイライト観戦です。

 辛い・・・。攻撃陣は、10回ハズしても3回決めればハットトリックなんて言われて褒めてもらえますが、プジョルは1回かわされて敗退、を長く言われそう。

 これは90分観てみたいですね〜、後からでも。一体何がどうしたのか、じっくりと。




【ベスト8→4へ】

ドイツ vs アルヘンゼンチン
 始まってみれば、まさに快進撃のドイツ。直前の日本戦では、地元サーヴィスという意味合いの強い選手交代を行なってから守りが崩れましたが、本番では気になるほどのこともなく、不用意なトラップもないようで。

 現時点で内容的には最高のものを見せているアルヘンティナにはこんなところで負けて欲しくないんですけど、正直変な危うさを感じます。割り切って地上戦オンリーで押し切る気があるなら心配なさそうでもあり・・・。悪い意味で慎重に行って沈みそうでもあり・・・。


イタリア vs ウクライナ
 こういう、パッと見「差」があるのも怖いですね・・・(汗)それに、そろそろトッティがキレるような反則をされるんじゃ?という心配もあります。また4−3−3スタートかな?そのほうが安心です。

 ウクライナはブローヒンの選手思いと選手のブローヒン思いが重なって、親子互いの心を知る良い空気のようですが、もう一度書いておきましょう、最早これまで(書くと勝つ気が/違)




6月27日

◆Sリーグ順位決定戦、スーパーカップ、テストマッチはこれから編集です。そろそろと思っていらした下さった方、ごめんなさい。




【イタリア vs オーストラリア】

 キックオフの瞬間を観られない、というTV局の不手際がありましたが、まあそこは日テレ系に目を移して、ちょっぴりオシム様の観察ができたからOK(違)



 キューウェルとエマートンのいないOZ。予想に反して、立ち上がりは良くボールを回して、それに連動した全体の動きも良好。おそらくイタリアの先発を読んでいて、出所・受け所を全てマンマークしておくための布陣を考えてあったんでしょうね。

 イタリアは、欧州予選終盤と同じ4−3−3。とは言え、10年前のユーヴェの「あれ」ですから、フラットに近いクラシック4−4−2にもなり、場合によってはフラットな3ラインの3−4−3にもなるんだろうと思っていましたが、流石にそこまでのリスクチャレンジはなし。

 基本はずっと4−3−3で、デルピエロがかなり深くまで戻る時にも、4−4−2にシフトするようなイメージではありませんでした。だからと言って3トップ=攻撃的とか言っていたTVコメンテーター諸氏はどうかしてます。守備に戻る人数はこっちの方が多いんですから。



 持たせている、などという余裕は感じられませんでしたが、イタリアは7〜8人がリトリートしてキッチリ守ります。混雑させてボールが絡まった時にかき出して自分のものにするところこそ流石と唸るものがありますが、再逆襲を食らうシーンも多く、玄人はともかくSteveにはOZペースに見えてしまいました。

 調子よくボールを動かせていたのもあるんでしょうけど、OZはイタリア相手だと、ロナウドを流血させ中村の足の爪をスパイクで踏み砕くような真似はしないようです。少し安心しました。



 昨日マニシェとファン・ボンメルのお話をしましたが、イタリアではペッロッタが簡単にプレイし過ぎてボールを奪われるシーンが多く、敵の眼前でも余裕で隙を窺う他の選手たちとのリズムの違いが悪い方に出ていました。

 そして、楔にはなるが自分の得点にはならないトニ。少々気の毒ですが、「無理やり何かが出来る」位置にいることをリッピは評価してくれるでしょう。全体的にはOZの思惑通りではありますが、ここはガマンどころ。



 後半、ジラルディーノが下がってヤキンタ登場。組み立てに加われる彼が「右のデルピエロ」となり、守備時の中盤は完全に下がった状態になります。用心し過ぎにも見えますが、それだけ、OZのボール回りが良いということでもあります。

 ここで小さな火種が。ケイヒルがカードをもらった時、マテラッツィは何か言ったのでしょうか。離れ際に「ベラベラうるせ〜よ」というケイヒルのゼスチャー。「黙れ」のポーズで答えるマテラッツィ。

 その2分後、ケイヒルが楔になってブレッシャーノがエリアに侵入せんとした時、マテラッツィが「遅れて」滑り込んで来ました。審判はここでいきなりレッドカードを提示します。報復と取ったか、先ほどのやり合いを見ていた上での「2枚分」なのか定かではありませんが、まあスペインの審判らしいといえばらしい、感情的な判定でした。

 ここからの数分は長く感じました ( ;^^)ヘ..
点が取れずイライラしているトニを下げて、穴の開いた最終ラインを補填するんだろうと判っていても、代わる代わる中盤が下がってカバーしながら戦うイタリアをは心臓に悪かったです。そして、出て来るのがバルツァッリ(バルザーリ?)だと思われるので、一方ではワクワクもしてました♪



 さて、交代が済んで、最前線が一人少ないという状況になりました。そこでデルピエロの大人ぶりが光ります。とにかく安全に(笑)倒れてみる。反則を取れれば、一人少ないことなど大して影響しない場面を作れますから、もうしつこく倒れる、もらったら急いで倒れる(違)

 とはいえ、慣れてくればOZは人数をかけて押し込んで来ます。この時間帯がファビオ(カンナバーロ)にとって一番つらい時間だったんじゃないかと思います。何せぼくと同じ身長ですからね。普通に体がぶつかれば、OZにはかないません。セーフティクリア故にCKのピンチもあり、一呼吸置いて切り替え、なんて猶予は全くなく・・・。効果的な逆襲も挟んでいましたが、やはり苦しいのには変わりがないイタリア。単なるイメージですが、ヒディンクは策士だという幻もプレッシャーになり、ボールを保持している時間や攻撃した回数に関係なく心身ともにOZペースになって行きます。



 何度かのFKのチャンスも奏功しないと見たリッピは、満を辞してトッティ投入。まずはイタリアサポが元気を取り戻し、スタジアムの空気が変わります。さすが千両役者♪ちとアホですが(ぇ

 しかし凄いもんです。一人投入された事の意図をチーム全員がすぐに理解できるんですから。個の力とは、個人戦術眼によるところも大きいですね〜。急にイタリアは攻撃に人数をかける様になります。



 残り10分、ついにヒディンクが第一の刺客アロイージを送り込みます。ここから少しずつ前線を増やして行って、心理的に敵守備陣を「落として」しまうのが今大会(特に日本戦)の彼の手法でしたが、ここは初めて後手に回ったかもしれません。チャンスが増えるわけでもなく、むしろ守備が減ったことでリスクチャレンジに出るイタリアの攻撃を必死に防ぐ場面すらチラホラ。開始直後に見られたような、自在にボールを回していた姿は遠い過去の幻影になりつつありました。

 で、問題のシーンです。今日も果敢にドリブルしちゃうグロッソ♪ブレッシャーノをかわした後、エリアに侵入します。その眼前でOZのニール主将が体を投げ出しますが、(スローで見ると)その後グロッソが切り返しの動作を始め、ニールの上半身に引っかかって倒れます。

 ボール保持に関係できない状態で、相手の邪魔を目的として体で塞ぎにかかるのは、確かにオブストラクション(進路妨害)そのものですが、無理にグロッソが「倒れている人の方へ向かって行った」と解釈する審判もいなくはなさそうな。リプレイでなくリアルタイムで見ていても、スライディング倒されたようには見えなかったのですが・・・。

 ここではファイルが認められ、PKのジェスチャー。ヤキンタはもう勝ったかの様な喜び様で倒れたままのグロッソに躍りかかり(笑)、会場も大いに沸きます。

 これはプレッシャーですね ( ;^^)ヘ..
しかし不思議なものです。トッティの顔を見たら「入る」と心から信じていられました。それでもまだドキドキはしましたけどね。何でしょうね、この感じは。結構長いこと彼はキライなのですが、スターであることは感じちゃった、ってところでしょうか。

 かつて物議を醸したチップキックでもなく、不遜にど真ん中を狙うでもなく、パワーとコースの両面を備えた見事なシュートが決まり、しかも喜び合う選手たちに聞こえてきたのは終了の笛♪

 こうしてイタリアには珍しいハッピーエンドでドラマは終わりました。もし同点のままだったら延長でヒディンクは何をしてきたのか、という謎かけを残したままで。

 とまあ長々書いてはみましたが、OZを排除だ、というハッキリとした勝敗への希望を持っていたからこそ最後まで見ていられた試合で、内容的には殆どの時間・・・退屈していました(ぇぇぇぇぇ




【ウクライナ vs スイス】

 いつの間にか寝てました(恥)
図らずも不本意ながら、ハイライト観戦です。

 試合前の、この試合に勝った方が「旋風を巻き起こしたチーム」として記憶される、という実況アナウンサーのコメントにはちょっと納得できません。あ〜でも、結果が逆だったら、あるいは・・・?

 ま、ショフコフスキの試合だった、という記憶は残るでしょう。次はイタリア。毎回言ってますが、さすがに最早これまで(笑)

って書いておくと、また勝ったりしないかな (≧∇≦)





【せれそんぶらじれいら♪】

 いよいよ今日です。ブラジルとしては優勝あるのみ。ガーナは内容的にも素晴らしいものを残していますので好勝負を期待しますが、やはり最後にはセレソンに勝って欲しいです。




6月26日

 ついにちょっと体が参って来ましたが、負けません。
あと2週間弱、最後まで頑張ります←観るだけ(笑)
マメに巡回&カキコしてなくてごめんなさい。




◆馬井さん、お知らせいただいたアドにHotmailからお知らせをお送りしたんですけど、もしかして迷惑メールフォルダ送りになってるかもしれません。ごめんなさい。お手数ですけど、ご確認いただけたらと思います <(_ _)>

 それにしても懐かしい4桁数字♪・・・って、由来が変わる筈がない=数字も変わらないのですが (^^ゞ


◆つばささん、返信ありがとうございます (⌒∇⌒)ノ
夏・昼・晴れ・会場ブラウトラウム・審判ペドロッティの条件は本番も変わりません。
ご参考になさってください <(_ _)>

 その設定できる限りの同条件でも、気温・湿度は超大幅に変わります。あるときは24℃で22%でも、あるときは30℃で50%なんてのもザラですよね〜。監督モードで体力ゲージを表示して何試合か観戦しながら調整、なんてのはいかがでしょう♪





◆世の中は相手に対して「低レベル方向の想定」ばかりする敬意のかけらもない人たち=脳のイカレたナニサマ野郎どもが激増中ですが、ネスタッチさんはいつも「謙譲」に満ち満ちていて頭が下がります <(_ _)>

 要するに、「えっ?そんなの別にワガママなんかじゃないですよ♪」というのを非常に回りくどく言ってるだけです、ごめんなさい(笑)

 ご丁寧に返信ありがとうございます。どこが思い通りでない、どうしたいので手段はこう、と指示していただけるんなら楽なもんなんですよ♪どうぞお気遣いなく。
(^o^)ゞ 変更は了解しました。これから早速やってみます。


◆先日のスイス×韓国戦のオフサイドか否かのシーンですが、スローで見ると線審はオフサイドラインより後ろにいたのではなく、思っていたよりだいぶ良い場所にいて、そこから3歩走った後に旗を上げていたんですね。更に問題のシーンでは、戻って来た守備者が出した足にボールが当たってるのが、スローを観てようやく判りました(鈍



 問題のシーンより前の↑この楔のパスのところはオフサイドでしょうね。2人並んで出ちゃってるスイス選手のうち、向かって左の選手がパスを受けて、問題のシーンへ移るわけですから。まさか、ここで上げ忘れたから直後の場面で旗が上がったとか?それを考えるための3歩だったら面白いんですけど。

 まあ、良いんです。後からスローで見て、物差しで計って出てるとか出てないとかは。前にもこんな言い方をしましたが、その時その場所でそのスピードでどう見えたか=判定です。ビデオを導入して確認の為にゲームが止まってしまったら、もはやフットボールではないですよね。

 とか何とか言っているぼく自身は、「線審遅れてた」と見てたわけですが、まあそこは愛すべきマヌケということで(済むかぃ/笑)


◆キノコ嫌いのSteveですが、熱の出たキノコの方が、体調万全のシンジよりずっとましだと思います。


◆Jでマトモなのは川崎と市原と徳島だけだと思います。




 では、昨日締め切りに追われて書けなかった分から。




【アルゼンチン vs メキシコ】

 知る限りの昔から、こっぴどいので有名なアルヘンティーナの守備。ひとたび捕まったら、良くても倒されるだろうと覚悟していましたが、どうしてどうして、メヒコの選手たちはボールを離さないしパスも送ります。更に人に付かれた状態でもキレイにトラップ。

 ガットゥーゾでしたか、雑誌の担当コラムで「繋ぐだけならブラジルより上」という発言をしていました。読んだ時にはリップサーヴィスか大げさな表現だろうと思っていましたが、アルヘンティナという物差しで考えるとそうなのかもしれないと思えて来ました。

 なにしろまず、根気強い。ポゼッション志向の場合は、何度跳ね返されても丁寧に繋いで押し上げ直せるようでないと、体力より先に精神的に参ってしまいます。イライラさせられたら負け、というのはブラジルが予選で証明していますし。メヒコはあきらめずに何度でも組み立て直しました。追いつかれても慌てないのは流石でした。

 と、真面目にメヒコを応援してはいましたが、でもやっぱりワクワクしちゃいます。ぼくがゲームの中でやってるような、ウソのようなホントの組み合わせ=リケルメ、テヴェス、アイマール、メッシの競演が実現しちゃったんですから♪

 それと前後して、メヒコはらしさを失っていきます。確かに4人の個人技にゴボウ抜きはされませんでした。しかし楽ではないでしょう。だから、とは決め付けられませんが、終盤はクロスにボルヘッティが合わせる以外の手立てがなくなっちゃいました。せっかく丁寧に「持っていた&行った」ボールを五分の空中へ放つなんてのは美しくありません。じっくり行ったら速攻でやられてたんでしょうか。タラレバ言い出す辺り未練タラタラですが (^^ゞ

 一方、サヴィオラもクレスポも下げたアルヘンティナは上記の夢布陣=これぞまさしくクァルダード・マジコ(あえてポルトガル語/笑)でメヒコ守備陣をブチ破る気マンマン。やっぱり南米はこうでないといけません。アホアホ放り込みは欧州に任せておけば良いのです♪まあ、ドイツは中央からもカッコ良くゴールしてますけど、南米視点の一般論として(苦

 それでも何でも、90分は互角に終えることが出来ましたから満点です。特に、個々の力にはまだまだ大きな差がありますから、あと少しだけ攻撃の連携というか、決まった形というか、アドリブの通じない強豪向けの攻撃方法が見つかれば、いずれ夢のベスト4も遠からじ、って感じでした。

 とはいえ、ベスト8も自国開催の時('70&'86)だけ。ウーゴ・サンチェス懐かしいな・・・あの彼がいてもベスト8ですから厳しいですね。西ドイツにPK負けだったと思いますが。←この前掲示板に書いたとおり、その頃はフチバル大好き♪という感覚ではなかったので、もう超いい加減な記憶です。それは措いておいて、やっぱり今回、ブランコ&ロサーノを切り札的に用意したかったですね〜。

 マキシには脱帽です。今大会では新ボールに由来する無回転ばかりが話題になってますが、意図したであろう見事な回転で落とし、しかもセットプレイじゃない♪とまあ、とにかく非の打ち所のないスーパーゴールでした。

 試合が終わってから、立ち上がり真顔で拍手を送るメヒコサポ。気持ちはわかります。勝てなかったけど、最後の最後にらしさを爆発させ、アルヘンティナと互角に渡り合って実力を世界に示したんですから♪



 国民じゃないけど敬礼っ!え〜っと・・・スペイン語話せなくても良いなら、国民になっても良いんですけど。向こうからお断りか(笑)




【ドイツ vs スウェーデン】

 実は、2点目を見た後は仮眠してました。組み立てに凄く魅力があるとか、そういう感じじゃなかったので、上記のメヒコに備えて体力温存です。その後、改めてハイライトを観ました。

 リアルタイムで観た序盤の2点はとっても魅力的。ワントラップ目でラインを突破してしまったクローゼは最高♪もちろん、獲ったポドルスキも素晴らしかったです。やはりポーランド戦で結果が出なかったことを皆が理解してくれてたからかも?ま、余計な詮索はよしましょう。

 後からハイライトを見ただけでも、得点にならないナイスな局面がいくつも見られました。開幕前はもうちょっとたいしたことないチームに思えたんですけど、頑張ってますね。

 次は、現時点で最も魅力的なアルヘンティナとの対戦。ここでキレずに根気強く、ここまで見せたような好機を数多く、いくつ結実しなくても観客ともども次を信じて作り続けられれば、このホスト国は優勝の電車道が見えてくるかもしれません。ただ、旧西のゲルマン魂と言われたパーソナリティも、ストリートに根付いた独特のテクニックもなく、どちらかと言うと旧東の育成臭さが色濃いチーム。そこに脆さがなくもないような・・・。




【エクアドル vs イングランド】

 リオに、ジョーに、キャリックにランパード。西ハム同窓会開催中?のエゲレス。一方、カルロス・テノーリオとウルタード、そして切り札アウグスティン・デルガドが戻ったエクアドル。残念ですが、大昔にTVK(テレビ神奈川)でやってたブラジル全国選手権の引き分け狙いの試合みたいなテンポで、緊張感がなかったです。

 悲しいかな、エクアドルはブラジゥでもアルヘンティナでもないので、テリーのミスによる大チャンスもワントラップ入れてしまって逃してしまいます。あそこはノートラップで撃って欲しかった。贅沢ではありますが。

 勝負どころになる前に「守りさえすれば良い」状態に持って行けていればエクアドルの試合だったと思うんですけど。ユルいペースに慣れてると思いますし。

 デルガドは流石に相手が相手ですから、ボール扱いにも一工夫入れて受けていましたが、そうした時に受け手がどうするか、という連携に欠けていたチーム事情?が災いして、フォローが少なく自分で振り向く術を探すばかり。これでは守りやすいですよね。選択肢が事実上ひとつなんですから。

 イラ立ってカードを受けてしまう若いバレンシア。ハーグリーブスの股を抜く技術があるのにクロスが安易なレアスコ。少しずつ露呈していくエクアドルの隙でしたが、幸いエゲレスにはアイディアがなくトラップさえヨタヨタするコンディションの悪さが目立ち、ちょっと救われ・・・ていたのですが、ベッカムのFKがたまたまいいところに入っちゃった・・・。

 あとはエリクソンお得意の、6−3−1というか9−1−0というか、苦しいけど凌ぎ切っちゃって結果だけは出す、見苦しい手法。こうなるともう、得点のニオイが薄すぎるエクアドルにはどうにもならなかったです。かなりの時間までガマンして相手を疲れさせたかったんでしょうけどね〜。でも相手もノロノロしてたんだから、ハーフタイムになんとか別のプランに転向しなくちゃいけなかったです。ちょっと欲を出しすぎちゃったゲームプランだった、ってことでしょうか。残念です。

 ただ流石に、ベッカムが吐きそうで吐けない気分の悪さを打開すべく、自分で口に手を突っ込んでゲーゲー吐いてた、なんてのはあまりにも気の毒。そりゃ力も抜けますよね・・・。さっきはたまたまなんて書いてごめん(汗)




【ポルトガル vs オランダ】

 ハイライト観戦です。

 悪い方に行っちゃいましたね〜 (ーー;)
CLでもそうですけど、決勝トーナメントってこうなる危険が大きいんですよね。特に、実力が拮抗しちゃってたりすると。楽しいゴール、楽しい展開はグループリーグのほうが(試合数が多いのもあって)たくさん観られますよね。

 さて、ここまでの結果だけを見て「ウチの守備は堅い」とか言っていたファン・バステン様は少々甘く考えておられたのかもしれません。フェリポンはセレソンにさえ守備7・攻撃3の割合でプレイさせて前回優勝した監督ですからね。もちろん初戦で書いたように、ターゲットはあくまでも2年後ですから、今日の勝ち負けにこだわりすぎてもいけませんけど、中途半端なリアリズムは怪我の元かもしれません。かも、じゃなくて負けたわけですが(汗

 この両者で、悪い意味で(失礼)注目していたのはマニシェとファン・ボンメル。この2人、どうもそれぞれのお国柄に合わない技術しか持っていないような。これは良く言った場合で、悪く言えば周りに比べてヘタクソ。

 マニシェのグループリーグ最終戦は結構良かったですが、それでもリズムが違うし、周りが動いて欲しい場所やタイミングと本人が欲しているものが合致していないチグハグな感じはあり続けました。

 この試合では、結果だけ見るとファン・ボンメルにはツキがなくマニシェにはありました(得点)が、90分観てみたらどうだったのか・・・。リズム音痴になってたのか、逆に緩急の「急」をうまく担えたのか、気にはなるんですけどハイライトでは判りませんでした。




【むむむ・・・】

イタリア×オーストラリア
 いよいよです。退場者が出まいか、など、心配の種は尽きませんが、この際出ても仕方ありません。初めから良い試合など期待できないですから、とにかく何とかして、あの見苦しいヤツラ(失礼)をピッチから追い払っていただくとしましょう。

 リッピさん、ピルロは後半30分までお休み、でよろしく(ぇ


ウクライナ×スイス

 普通に考えれば、ウクライナは最早これまで。何とか進んでは来たものの、内容は冴えません。一方のスイスは言葉に不自由はないし、センデロスの離脱もメンタル的にプラスになりそうです。

 シェヴァのらしいゴールをひとつは見たいですが・・・。




6月24日

 結局話し合いがついたらしい、トーゴの勝利給。額面は、日本の4倍以上だそうで。わが国の代表って、金銭的評価に見合わない責務を負わされてますね〜。

 ところで、川淵(笑)
「あっ言っちゃったね今」じゃねぇっつ〜の (≧∇≦)

 確信犯のニオイがプンプンしますね (`ー´) 
まあ、それはともかく。反町が選手たちと一緒にじっくり「上がって」行って全年代統括がオシム様なら、心臓のご負担も少なくてよろしいかも♪




スペイン vs サウジアラビア

 カニサレス(涙
そして今後ペルニーアとの関係が色んな意味で注目されるアントニオ・ロペスも登場して、スペインはなんと全取っ替え。出てないのはレイナだけですね。ポルトガルもそうでしたが、単なる休養とかじゃなくて、うまくアピール合戦をさせて競争の続いていることを意識させてモチベーション維持、って感じ。流石です。

 対するサウジは、遂にアル・ジャバーを先発させます。ブラジル戦の日本以上に苦しい条件(3点差以上での勝利あるのみ)ですから、もう四の五の言っていられないんでしょう。

 惜しいのは、徹底したカウンターのチャンスをモノに出来ず、さして危険にも思えなかったセットプレイで失点してしまったこと。負傷による早期の交代をプラスに転じて、大小の展開を色々と試みていたところだったのでダメージが大きいです。

 意外にも、これ以上の点は入りませんでした。ヴィジャも不発。それでもスペインには楽しませてもらいました。特に前半の、最後尾からじっくりと繋いで押し上げて行くやり方が一番好きですが、高い位置でボールを奪った時の早回しのような(笑)あまりに素早いショートカウンターもスリリングで見応えがありました。

 スリマニ、アル・ジャバー、アル・テミアトは見ることが出来ましたが、ぼくとしてはアル・シャルフーブも加えた4人を同時に見たかったです。2戦目は前夜にお母様を亡くされたとかでベンチにもいなかったようですから、出られる状況ではなかったんでしょうね。残念です。



 思いがけず苦しみはしたものの勝ち残ったウクライナは、ある意味重症。前回か前々回に出場できていたら、そのほうが強かったのかもしれません。これは顔ぶれだけで捻り出した憶測ですけど。




スイス vs 韓国

 問題のオフサイドのシーンは、線審が「出たか出ていないか争っているライン」より過渡に後方にいたことが問題で、つまりはその位置で旗を上げちゃった事が誤り。後味は悪いですが、後々に引っ張るほどの重大事では無さそうです。

 あの判定のスッタモンダが無ければ、得点パターン自体は好きです。ポンポンと中央でパスが繋がって、ホイっと前に繋がるや否やズドン(擬態語ばっか/汗)。流血ヘッドだけで勝ってしまっては先に進むべき力があると(ぼくには)思えませんから、ああいうのを見せてもらえると嬉しいです。



 昨夜の韓国はちょっと変でした。フランス戦を90分見ていないので断定できませんが、少なくとも初戦の落ち着きぶりがウソのようでした。

 監督もちょっと変。先発を何人も変えるなら、むしろ前回の立役者たちを優先すべきですし、今になってイ・ヨンピョをパク・チソンのサイドに持って来た意味がわかりません。パク・チュヨンに至っては、コンディションが整っていないのか、体負けばかりで生きず。

 アン・ジョンファンが入って、さあ君たちえぐって来てくれ、仕上げは引き受けるからとボールを渡してるのに、撃たなきゃ、撃たなきゃ、と暗示にでもかけられたように敵DFの揃った地域へ直進してしまうほかの選手たち。いくらサイドからのクロスが嫌いなぼくでも、あの状況では外からの攻撃の回数を重ねて流れをつかむべきだったと思います。

 もうひとつ。おそらくベンチは選手に他会場の状況を伝えてしまっていたんでしょう。そうでなければ、20分も残っている状況で中途半端なパワープレイなんかしないんじゃないでしょうか。



 かくて妙にこじれたグループGも、終わってみれば意外と順当。救いは、トーゴが0−2とは思えないくらい頑張っていたことでした。確かに連携は余りにも拙いですが、個々の能力に疑いの余地はありません。

 前回大会から04ユーロ、ポルトのCL優勝あたりまで続く番狂わせの波も収まったようですね。




【トーナメント1回戦へ向けて】

ドイツ×スウェーデン
 今大会、ドイツはいいゴールをたくさん生んでいます。先々を考えるとあんまり嬉しくないけど。ブラジルとは決勝まで当たりませんし、次(おそらくアルゼンチン)にばかり気をとられて足元をすくわれるほどマヌケとも思えませんから、ここでも撃ち合って勝つ。そんな予想です。

アルゼンチン×メキシコ
 もうすぐです。胃が痛いです。とにかく両軍ともジョガボニートでよろしく♪今回のアルヘンティナには勝てる気がしませんが、頑張って応援します。

イングランド×エクアドル
 デルガドとウルタードを休養させたエクアドルは、その効果のほどが顕著に現れるのでもないと苦しそうです。なりふりかまわず勝って欲しいですけど、できれば退場者を出さずに、ね(笑)

ポルトガル×オランダ
 フィーゴがいない方がらしさ全開になるポルトガルと、一見スタイリッシュに見えて、実はなりふり構わず勝ちに来るオランダ。本来の力を出せた方が美しく勝ってくれれば、どちらでも良いです。見たところ、オランダにハッタリ感が強いような・・・。

イタリア×オーストラリア
そもそも、アボリジニ&ポリネシアンの影も形も無い第2エゲレスなんて、豪州代表とも思いたくないです。

スイス×ウクライナ
 なんと言う巡り合わせでしょう。然るべき力は持たないが、皆で頑張って進出してきたスイスと、然るべき力を持っているかと思えば、そうでもなかったウクライナ。内容的な興味は薄いものの、シェヴァには行ける所まで行って欲しいです。

ブラジル×ガーナ
 ここで苦しんで、次から全開に近くなるのがセレソンのパターン。ガーナは内容も良いので特に苦しみそうですね。まあ、それを乗り越えてチームがひとつになるハッピーエンドを期待していますが、結果が逆になっても驚天動地というほどのサプライズではないでしょう。

スペイン×フランス
 「ジズーがいるが故に余計な苦しみを味わってしまう」フランスが、やっぱりピッチの内外を含めて不利でしょう。ジズー抜きだった昨夜、トレゼゲがいながらアンリがゴールしました。おそらく選手間でもジズー=足かせ=いらない感(違)が強まったんじゃないかと邪推しています。監督は占いで決めるんでしょうけどね、先発(笑)




6月23日

イタリア vs チェコ

 今大会では初めて90分見ることが出来たイタリア。その面白さは、短い時間で様子を探った後「攻めさせてみる」ところと、それを代わる代わるやってくる守備者でキレイに摘み取ってしまうところにありました。

 最初は、基本=足元へのパス。一見、もらってから出しどころを探しているようにも見えましたが、もしそうならピルロなんかは15mほどドリブルしてからパスを出すはず。つまりは、味方の誰がどう動くと敵の誰がどう反応するか、みたいなところを見ていたんでしょうね。時折大きな展開をいきなり混ぜたり、トッティのパルプンテ()も入れたりしながら、じっくりとゲームに入って行きます。

 不遜ながら。成長したな〜グロッソ♪ドリブル突破は得意じゃないから上手いことパス出してもらわないと生きない代わりにクロスは一級品、守備はあんまり得意じゃない(笑)みたいな選手だと思っていたので、最初にいきなり2人相手に前に出た時は思わずオォ〜と声が出ちゃいました。

 さて、10分ほど経つと、ついにチェコのウルチカ発動♪なるほど、1〜2人飛ばしも含めて、よくパスが回ります。ところが、バロシュがサイドに流れるのでポヴォルスキの身の置き所がない。彼が前で入って行かずに後で絞ってしまうのは有効とは言えません。

 それでも15分頃になると、見た目は完全にチェコペース。見た目ってのは保持率ですけど。ただ、攻撃の回数に見合う恐怖というかダメージというか、そういうイタリアへの圧力はあまりなかったです。

 そして程なく、衝撃のネスタ負傷 ・゚・(つД`)・゚・
またFCディーヴォ:ゲームの中で、怪我などでワールドカップに出られなかったor途中で離脱した選手を集めて作ってあった架空のチーム行きか?!と思いましたが、ベンチにとどまっていたところを見ると、重傷ではなさそうですね。大事を取って、ということでしょうか。

 それにしてもドラマティック。代わって入ったマテラッツィがCKから得点ですもんね。この人、インテルに行く前はPK職人としても有名でしたし、ペルージャでチーム得点王になったことありましたよね。関係ないですけど、通路で敵選手を殴っちゃうなんていう一面もありましたが(笑)

 注目すべきは、先制した後。イタリアは号令でもかかったように、全員が一斉に受けて立つ体制にシフトします。もう、お見事としか言いようがありません。一体イタリアの選手はピッチに何人いるんだろうと数えたくなるほどの連動性。まったく隙がなくて、チェコもボールは回るけど打つ手がないといった様子。

 結局バロシュがサイドに流れてしまった後、ロシツキとネドヴェドで中央から行くしかなくなってしまうのでは意味がありません。もちろん、ブッフォンでなかったらあるいは・・・というミドルもありましたけど、かなりコースが限定されていましたから、「手立て」としてはあまり良いとはいえないでしょうね。

 バロシュを生かすなら「消えていた」ポヴォルスキを早めに代える方が良いのでは?と思っていたら、なんと前半が終わろうという頃にポラクが退場。これは仕方ありません。特に1枚目のカモラネージへのタックルでは、スパイクが脛当てにぶつかるガキッ!という音がTVでもはっきり聞き取れましたから、審判によっては一発でレッドということにもなりかねませんでした。

 というわけで、図らずも後半スタートからポヴォルスキはお役御免。代わって入ったシュタイネルは指示されていたのか、バロシュをナナメに追い越すような、入れ替わるような、とにかく入っていく動きを意識してなんとか打開を図っていたようでした。

 それでも保たれるアッズーリの数的優位♪奪ったボールも簡単には蹴らず、ピルロを経由したりトッティのパルプンテを挟んだりして、欧州で唯一メヒコやブラジゥに匹敵する好ましい(笑)組み立てを見せます。

 ここまで周りがきちんとしている状況だと、初めてこの中でならトッティって良いなと思えました (^^ゞ 応援しちゃったよ

 さて、10人で戦う体制を整えたつもりのチェコでしたが、んじゃ、とばかりにリッピはピッポを入れて、8人が数的優位要員、トッティがパルプンテ要員(違)、ピッポはラインギリギリ(いつもの場所)という布陣にして来ます。

 ここを規格外の「個」で攻めたいのですが、ロシツキの初期位置が低くなってしまっていては時間がかかってしまってどうにもなりません。ここはネドヴェドの1トップの下にロシツキ、みたいな思い切った策の方が良かったのかもしれませんね。

 今度はバロシュを交代するチェコですが、それならポヴォルスキを下げてまでバロシュを残した意味がないでしょうに。結局、前がかりになったところをピッポにまんまと突かれてしまいました。

 ピッポにとって最初で最後のワールドカップ。そして、もしかしたら最初で最後のゴールになるかもしれないこの1点。色んな意味で重いです。決して大きな出来事ではないですが、大切な歴史の1ページとして胸に刻み付けておくとします。

 そして、ネドヴェド。この超人が存在したことを忘れはしません。こちらはジョージ・ウェアと同じページに活躍ぶりを記しておきます。

 3分で3点獲る可能性は0%ではありませんが、チーム全体がヤロリム投入後にじわじわと疲れて来ちゃってましたから。終わってみれば、試合中の何時如何なる時も実はイタリアペースだったのだ、という試合でした。

※パルプンテ:ゲーム「ドラゴンクエスト」中で、発動させてみないと何が起こるかわからないという恐ろしい?楽しい?呪文の名前。
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 ガーナが勝って、これでグループEは我が意を得たりという結果。意外とアフリカンを苦手にしているブラジルですから、特に前半ハラハラする試合になりそうです。




【グループF】

 ロナウドをサラリーマンと一緒にするな!とか他所様でつい口調を荒げてしまった(恥)のは、もう4年前ですか。早いもんです。

 そのロナウドは今回も官僚主義的批判(違)を受けていましたが、仲間の助けもあってワールドカップ総得点記録に並び、更にジュニーニョの真・無回転シュートにジウベルトのファインゴール、想定外?のロジェリオ・セニ登場と、決勝トーナメントに向けてセレソンがだんだん楽しくなってきた・・・のですが。

 オーストラリアがトーナメントに進出というのは憂鬱です。よりによって、あのチームが?クロアチアに行って欲しかったのに。

 何より、次に当たるイタリアが心配です。後からのタックルに十分気をつけていただきたいです。何せ、シミュレイション防止を重視というのが今大会の方針ですから。どう見てもレッドだろうという時にイエローすらも出ないとか、PKとシミュレイションを相殺したかのような妙な裁定とか、変なのが目に付くんですよね〜。




 本来この大会では日本など無視しておきたかったのですが、オーストラリア戦で報われなかった能活にほだされたか、次のクロアチア戦では本気でこの試合勝てるなら死んでも良いくらいになってしまっていました (^^ゞ

 それは涙が出るほど情けなかったからでもありますが、批判の域を超えた程度の低い悪口をたくさん見ちゃって腹が立ってきたからでもあります。でも地力がないのに頑張っても限界がありますね。そもそも頑張るって無理して限界を超えることを自ら強いる意味ですから嫌いな言葉なんですけど。まあとにかく、気候が快適になっても内容は変わりませんでした。

 そして最後まで、7バックにしたかった連中とヒデとの溝は埋まりませんでした。では、監督が命令していたら選手たちはDFラインを上げていたか?いえ、トルシエの時だって上がるべきところで勝手に下がってました。以前もお話ししたとおり、自分から敷居(レベル)を下げてしまった4年間、できないことをできるようになれなかった4年間でした。誰かが誰かに代わっていても同じ。監督が違っていてもそう結果に差異はなかったんじゃないかと思います。

 毎度似たような話に持って行ってしまって申し訳ないですが、いつから日本人はこんなに傲慢不遜になってしまったんでしょう。誇りと驕りの区別がつかないなんて、いよいよ身贔屓も極まりました。

 危ないですよ、この1億総身贔屓状態。我が長州は明治開闢以来〜とか叫んでる変な人が総理になってから何かが起こって後悔しても遅いけど、もうなっちゃうのが流れ?なんでしょうから、既に手遅れってことで。




6月22日

◆クロアチア戦の日本選手たちを称えるフィリップ・・・って、え?トルシエともあろうものがリップサーヴィス?と思いましたが、冷静に実力(あの条件下であの選手たちに出来ること)を見極めたうえでの発言なんでしょう。

 そう思って聞くと、なるほど、そこまでしか出来ないとわかっていて組み上げたのがあれ(当時の日本代表)か、としみじみ。彼が見せてくれた、長い歴史の中のたった4年間の美しい夢に改めて感謝感謝♪




 ぬぁ〜〜〜心臓に悪いっ!(汗)

 昨夜のメヒコは、点が入らないわ、1試合に2度もハンドがあるわ、退場者は出すわ、結局負けるわ・・・散々です。

 それでもなお、メヒコ恐るべしを印象付けられる試合だったことが救いです。やはり彼らの繋ぎは美しいです。王国並みかそれ以上のものがありました。まあ、ブラジルが調子出すのは来週からなんでしょうけど(笑)

 今回は、中盤に置けば前線に、最後尾に置けば中盤に出てくるマルケスの空回りがちょっと気になりました。退場者を出した後ならわかりますけど、最初からあれ(上がり過ぎ)で、しかもあれ(ハンド→PK)ですから。しまいにはカードまで食らって。

 あの闘志がなければズルズル負けていたのかもしれませんが、1人足りなくなった際にも、彼の上がりなしで十分繋いで持って行けていたので、あ〜余計なことをしない方が良いのに、とハラハラドキドキの一夜になりました。

 美しかったけど、勝てず。これは・・・って、あ(汗)
書いてるうちに簡単じゃなくなって来ちゃいました。




6月21日

【ワールドカップ】

◆まんまとベテラン勢を休ませ、競争の激しいレフトバックも代え、若い選手も出して、なんだかエクアドル余裕ですね。結果的には、ここでウルタード休ませておいて良かったなという失点を重ねてしまいましたが、監督の想定内でしょう。特に影響もなく、すんなり切り替えられるんじゃないかと信じています。チーム全体の共通意識として、今大会の山場は次の試合でしょうから。でも勝って欲しかったな〜(汗)

◆残念ながらイングランドとドイツを当てておく(笑)ことは適いませんでした。オーウェン負傷で、今後は更にじゃんがじゃんが(違)度の高いつまらん試合をしそうですが、その方が勝ち進んでしまいそうで怖いです。

◆ついにノビノビできた様子のコスタ=リカ。勝てませんでしたが、点も取りましたし、惜しいシーンもたくさんありました。期待の新世代が加わった頃に、また是非じっくり見たいです。

◆オウンゴールにめげず集中を保ったトリニダード&トバゴも見事でしたが、美しいワンツーで追加点を奪って勝ったパラグアイが気持ち良かったです。やっぱりフチバルですよ♪こちらも新世代には大いに期待できそうですから、まずは次の五輪に注目したいです。

◆今日は、心配でたまりません。メヒコが出し続けている結果への評価は確かなものですし、内容的には世界で一番好きなチーム・・・の、はずですが。今回は変な陣容で試合に入って行くのが目立ちます。しかも、2戦目は分けてしまうというチグハグさ。とにかく、引き分けなど狙わず、美しく勝って欲しいです。




6月20日

【じょがぼにーと】

 たとえば、会社員だったら。

 直属の上司を無視して、直接社長に新プロジェクト立ち上げを直訴してみますか?何だアイツは?と目をつけられて、裏から手を回されたら、プロジェクトどころかその後の人生まで潰されちゃうことになりかねないですよね。

 でも極端に言えば、「それ」がリスクチャレンジでしょう。

 そりゃ、撃て!と思いましたよ。Yなぜ撃たないんだ、Tどこで転んでるんだ、って。でも要は、じゃああんな事にならないためにはどうするの?ってところですもんね。

 撃つってどういうことか、撃てなかったのは何故か、と考えて行けば、一億三千万人のほとんどがリスクチャレンジを悪だと思ってる文化の方を変えるか、この国の文化に合うサッカーを自分たちでひねり出すかしないとダメなわけで、誰か専門家が何とかしてくれる、みたいな他力本願だったり、問題提起だけで終わったりするのはイヤです。

 自分の分野で「撃ってない」のなら、他人に文句を言うよりも、自分が撃つこと、撃てと次世代に伝えることの方が有意義です。安定してるから公務員になれとか、夢よりカネとか言ってたら勝てはしません。リスクチャレンジとは、その正反対にあるものですから。




トーゴ vs スイス

 モハメド・アブドゥル・カデル・トゥーレ・クバジャ(長っ)は、今回残念ながら得点できず。以後、単にクバジャと呼びますね。メディアによって「切りどころ」が異なるので大変です。

 毎度引き合いに出すものが同じで恐縮ですが、クライフを擁するオランダに負けた、リベリーノを擁するブラジルにも通じる、いったい何をやらかすのか判らない無秩序さ、ぼくは好きです♪

 上っ面だけ真似し続けて、欧州の価値観を無理やり持って、ずっと欧州の後追いばかりするより、ブラジルよろしく自己流の価値観や手法を確立させれば良いんじゃないでしょうか。息が合い始めたらどうなっちゃうのか、ガーナもかくやという面白さになりそうです。

 そのためには、協会が選手をもっと大事にしないとね♪



 スイスは、2点目を獲ったバルネッタが報われて良かったです。ずっと献身的に動き回って、誰よりも走ってましたから。

 グループの様子が違うので比較できませんが、同様に前評判の高かったポーランドの早期敗退決定が多少は影響したのかな?チグハグなトーゴ相手にしては慎重でした。まあ、何してくるかわからないから怖いですけど、トーゴは♪




サウジ vs ウクライナ

 ハイライト観戦です。

 好き嫌いを別とすれば、2連勝しかない、で一枚岩になった様子のウクライナが圧勝、でおしまいのゲームです。一般向けニュースはシェヴァ得点!でおしまいだったりして?(笑)

 でも、局面では簡単に抜かれてるし、意外とチーム全体のスピードにも思ったほど差がない。この辺は小さな驚きでした。前回は相手が悪かった、と言う話では済まない物が潜んでいそうです。

 嘘だろ、な距離のロングシュートは有効でしたが、マトモに攻め入ったところは全部と言って良いほど外してます。次節対戦するチュニジアのモチベーションにもよりますが、勝てるけど、勝てるからその次のトーナメント初戦が怖い、そんな感じでした。



 サウジは、長い目で見ればやはりアジアの王者。生活習慣が影響するのか、政治的な圧力でもあるのか、どうしても力が出ませんね。

 オワイランのドリブルなんて、日本のメディアじゃまるで努力して忘れようとしてるんじゃないかとさえ思えるほど、まったく取り上げられなくなりました・・・って、ぼくの見ない番組で取り上げてたら陳謝でよろしく(ぇ




スペイン vs チュニジア

 ハイライト観戦です。

 ラウールらしい同点弾でした。後は正直よくわかりません。組み立てというより外しちゃったか入れたかばっかり映ってたんで。それだけ攻めていた、と思うことにしました。

 チュニジアの40歳GKは頑張りましたね〜。見事に防ぎまくってました。やっぱりあのポジションは経験なんですね。勝ってれば更に凄かったですが、少なくとも日豪戦の川口同様、彼が負けたわけではないと思います。




【今夜の私的な見所】

 そりゃあなた、エクアドルがドイツに勝つところですよ♪ただ、トーナメント1回戦でイングランドとドイツを当てたいという願望もありまして。そこがうまく行くような結果がベストです (^w^)

 パラグアイとトリニダード&トバゴは90分見たかった・・・って、どちらも引いてたら白けてしまうかもしれませんが (^^ゞ

 コスタリカには、勝ち負けなんて気にせずノビノビとプレイしてもらいましょう♪対するポーランドは、何としても1勝したいでしょうね。あんまり激しくなりすぎないよう願ってます。

 明晩ですが、トルシエ再登場♪今度はクロアチア戦の解説をしてくれるのかな?楽しみです。




6月19日

日本 vs クロアチア

 え〜っと・・・某所のパブリックビューに集まった人の中で、(ぎょうにんべんかよ!!)って書かれた旗を持っていた人、速やかに当局に自首しなさい(笑)

 まさか、侍へのオマージュとか言わないでしょうね(ぇ



 さて。予選突破すら危ないor無理と思っていたチームが本選に出て勝ち点を取った。このことをぼくは高く評価します。

 確かに、好機を演出したのに飛び込んでいる選手がいないと言う、なんともイライラする状況はありましたし、能活がPKを止めた事で出てくるはずだった勢いがヒデと加地にしかなかったのは寂しいものでしたが、35℃の炎天下で、一人一人の顔は見えないのに圧力だけは人数分やって来る万単位の観衆の中でしていることに、雨風しのげる部屋の中から文句を言っても仕方ありませんし。

 な〜んて、ちょっと優等生的発言に過ぎますよね (≧∇≦)
もうちょっとイヂワルに言ってみますか(笑)
胸倉つかまれて怒鳴られないと出来なかったことを自主的にやるのは、当然無理だった、ってことですね ( ̄ー ̄)
卑屈と言うなかれ、自分の意識は変える気がなくて、何でも世の中の仕組み=人のせいにばかりしてる人が半数以上なのはこの国の特色です。



 後半開始時、代わって入ってきた稲本に「俺が当たるからボール獲ってくれ」とジェスチャーしているらしい様子のヒデには感動しました。心身ともにひとりだけ飛び抜けた才能を持ちながら、それを生かすことではなく殺して皆の役に立つ方を考えて・選んでいるんですから。ジダンがマケレレやらないと成立しないチームなんて恥ずかしいでしょ?おかしいでしょ?

 これじゃ、ウインガーのカズにストライカーをやらせ、点取り屋の福田に中盤をやらせ、中盤の柱谷をセンターバックに置いていた頃から全く進歩してないじゃないですか・・・。ですから、まだまだなんですよ。ただただ、まだまだ、なんです。

 少なくとも、「サッカーの」ワールドカップとか言ってる内は何も得てはいけないんじゃないでしょうか。




ブラジル vs オーストラリア

 まあ、ロナウドの足の傷は心配ですが、大会から退かなくてはいけないようなひどい怪我を誰もさせられなかったんですから、まずは良かったです。マラドーナはふくらはぎにもすね当てしてましたもんね〜。あんな姿は今後見たくないものです。

 しかし、簡単に得点しますね。あんな人たちと同じ土俵に乗ってるんだって、わが国はもっと強く自覚しないと。前回の奇跡的な躍進を「ベスト16どまり」とか言ってたら明日はありません。

 ついこの間まで永久に立てなかったはずの場所で、途中までは勝ち抜いた。弱これは、小国としては今世紀中騒ぎ続けても良いくらいの価値があったと言うのに。

 根拠もなく勝てると思ってるような、日本をエラいものにしておきたいような、つまりは先日チラッと書いた、自分に何の自信もない弱虫たちが所属団体を威張りたい現象は慎んでいただきたいところ。

 それよりなにより。
フレヂよ・・・おしゃぶりはどこへやった \(--;)ぉぃ




フランス vs 韓国

ハイライト観戦です。

 中央からあの手この手で崩しにかかるフランスは見応え十分♪アンリのゴールのシーンはもっと(流れを)褒めたかったのですが、あれは見事なラストパスじゃなかったんですね。確かにウィルトールはシュートしたのであって、それがDFの足に当たっただけ。ブラジル人ならわざとだって言うでしょうね(笑)

 得点にはなりませんでしたが、似た形でちゃんとジダンからのパスが出るシーンもありましたから、次頑張ってください(ぇ



 まあね。イ・ウンジェがかき出したボールは、確かにスローで観ると実は入っていますよね。でもこれもまた、横から現場で観ている人が「入ったとは言えない」と思った上での判定だってことでしょう。別におかしくないです。

 一方、もうひとつ問題視されそうなハンドか否かのシーンは、むしろハンドになるまいと言う動作をしているDFの真摯な態度を褒めておきます。また、フランス大会のロビーのような「狙って取る」PKを防止する方向性を、FIFAが数年前に打ち出していますし。

 それにしてもパクはモノが違いますね。誰かが来るのを信じて落とした側の個人戦術眼も素晴らしいけど、そこへDFを連れたまま意図した場所に飛び込んで来て、しかもシュートを撃てるっていうのが凄かったです。




【だんだん地上波が寂しくなってきた】

 ブラジル×日本の日までは、ほぼ1試合ずつです。
今日はトーゴ×スイスのみ ('A`)

 トーゴは10番のほか、17番と18番にも注目ですが、そこまで。正直ほかに見所がないです。困りました。あ、スイスのサイドバックには頑張ってもらいたいです。結構面白い動きしますし♪




6月18日

あっ(汗)
ブラマスさんごめんなさい!
22:00以降はPCメールチェックしてなかったです!!!!
午後にでも、携帯からお詫び入れますね <(_ _)>

 さて、今日は重要な締め切りなので簡単に。
イタリア×USAは次回に (⌒∇⌒)ノ

◆中央からハシェミアンが挑む姿勢を見せ、何人もが動き出すが、その時ようやくマハダヴィキアが空く・・・イランの急がば回れ

◆結局実効性からすると、ポルトガルはデコに始まりデコに終わるのが一番◆仏大会終了時から「次は」と推して来たパウレタはまたかよ状態。

◆ガーナ楽しいけど、勝因はチェコの空回り?◆個人的にムンタリ株急上昇。要因はプレイではなくオフサイドに気づいた時の顔(ぇ

◆「コスモポリタンライフ」をBGMに使うCXの音効さん超ナイス♪
♪お〜〜ま〜〜いぇ〜〜お〜ま〜よっお〜ま〜やっ♪




6月17日

 昨日は出かける用事がありましたので、その前日から時間調整をして日記などを休ませていただきました。例によって多忙とか体調不良ではありませんので♪

 さてさて、どんどん試合が進んでいきますね。休んでいた分もあとの方に好き勝手書いています。

 で、またまたお詫び。読み返していたら、13日に、随分水分と(ひらがなで)表記している文がありました。訂正します(恥)
マヌケは生まれつきです (≧∇≦) ←開き直り
誤字の他にも、お気づきの点はご遠慮なくお知らせください。




【メキシコ vs アンゴラ】

 ハイライト観戦です(悔)

 ショックです。誰が上がっていようとシュート何本撃とうと、自分たちの試合をしないで、しかも勝てないなんていうのは余りに悲しいです。もちろん、イラン戦の前半も肩透かしのような布陣で入って、後半から自分たち流に変えましたから、監督にはきっと理由があるんでしょうけど。それを聞いてみないと不可解の一語。

 でもどんな理由であろうと、蹴って行くメヒコ、フルバックがロングシュートするメヒコはあんまり見たくなかったです。もしかして、90分見てたら違ったのかな?ハイライトはほとんどセットプレイばかりでしたから、え〜どんだけ「止まった」んだよ〜、とガッカリしながら観てました。ヘスス・アレジャーノとラモン・モラレスが出たようで、そこだけは嬉しいですけど♪

 今日ポルトガルが順調に勝ってくれないと、大変なことになります。心配はしていませんが、最終節に全てを賭けるような展開にはなって欲しくないので(汗

 ・・・な〜んてね、ウソです。
もんの凄〜く心配です〜 (≧∇≦)




アルゼンチン vs セルヴィア・モンテネグロ

 ごちそうさま!!!
観ているだけでよだれが出ましたよ (≧∇≦)

 特にカンビアッソの得点は最高!!次いで、テヴェスのも彼らしくて良かったです。そして言うまでもなく、サヴィオラもまた「後継者」の一人だね♪と賛辞を贈っておきます。本当に素晴らしかったです。

 どの試合でも各国の色を無視して30本くらいパス繋げ!と思いながら見てしまいますが、本当にやってくれてるのを観たら、喜び過ぎて死ぬかと思いました(笑)

 あ、たぶん、最後尾の攻撃スタートから勘定すれば、そのくらい繋がってましたよね?グループリーグでないと(30本ものパス連続は)見られないだろうとは思っていましたが、更にまさか、このCグループで見られるとは思ってませんでした。

 うーん・・・前回同様、クレスポはあまりあの流れに溶け込んでないですよね。あくまで微妙な違和感ではありますし、2点目には見事に絡みましたけど。あとは次の試合でアイマールの気持ちも楽にしてあげたいところですね。いらいらメッシはもう大丈夫でしょう。

 そして諸刃の剣がソリン。万年弟キャラのロマン(リケルメ)を支える主将という大役を任され、ピッチ上を縦横無尽に走り回っていますが、彼自身がボールをさらわれ、相手を必死に追った結果ファウル→的のセットプレイ、という展開があれば、ヘタするとあっという間に前回大会の二の舞です。今のところ、ウインガーを置かなくなったので前の選手とカブる心配が少ないのが前回とは大きく違いますけど。

 未だ出来は3割くらいであろうブラジルに比べると、アルヘンティナは色々書きやすいです。この勢いで行けるか、それとも途中で力尽きるのか・・・。

 ↑今の空気は前者ですね。そう思いたいチームでもあります。
できればロマンには、昔見た、トラップのために出した足が地に付く前に、その足でシュート決めちゃう、なんてシーンを期待したいです。




 一方セルヴィア・モンテネグロは、チームスタッフのメンタルケアにも問題ありそうですね。ベンチやロッカールームの雰囲気が悪そうな気配。それでも、日本よりはマシでしょうけど。まあ日本代表は、勝つと思うな思えば負けよ、という懐メロを思い出せば済む話ですが(済むわけがない/汗)

 クロアチアのバラバンと並び、かつては両国をそれぞれ背負って立つはずだったケズマンですが、ヒディンクにPSVで戦力外扱いされてからこっち、言うなれば流転の人生ですね〜。彼自身が思い描いていたであろう未来予想図とは違う人生になってるんだろうな、というお話でした。




オランダ vs コートジボアール

 また各専門誌がサッキの名を出しそうな、マル子さん(違)の思い切った守り切り采配。なんとか相手のミスもあって守り切ってしまいました。死のグループの勝ち抜け方のお手本かもしれません。

 若い選手たちも多いですから、任務をはっきりして共通意識を簡単に持たせるのは大事なんでしょうけど、なにせ過去30年以上の色ってもんがあります。ちょっと意外でした。あ、悪いと言ってるんじゃないですよ?オランダなので以外だった、ってだけで、普通のことですもんね。・・・でもありゃぁじゃないよ、と(しつこい)

 ↑この辺からも、開幕前に公言されていた通り、ターゲットはユーロなんだと窺い知れます。でもきっと、ユーロでも監督がそのままマル子さん(違)だったらまた「やる」でしょうね♪これもまた、勝者のメンタリティと言えるものです。

 気になるのは、ロッベン。というか、「全力で走ってようやく味方に預けたボールをそのまま戻された時の彼の様子」です。大丈夫か?!これでは、過密日程になるトーナメントだと更なる影響が出そうで心配です。

 そうなれば、ある意味馬(VAN)には有利になるんでしょうから、チームとしては心配ないのかな?マル子さん(違)の計画ではそこんところがどうなっているのか、こっそり訊いてみたいです。てか、誰かもう公に訊いてたり? (^^ゞ



 一方。
あ〜バカリ・コネ惜しかったな〜 ('A`)
ただね〜、コートジボアールは良いチームなんだけど、次も出て来られそうかと聞かれれば、やんわりと(笑)NOですね〜。

 まあ、欧州・南米並に、どうしてあの国が本選に出てないの?的な激戦区になったということで、大きく地域としてアフリカを見れば進歩なんですけど。

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-----------------------------
以下は当日に書けなかった分です。
-----------------------------
スペイン×ウクライナ
チュニジア×サウジ
ドイツ×ポーランド
エクアドル×コスタリカ
イングランド×トリニダード&トバゴ
スウェーデン×パラグアイ


イスパニア(ESP) vs ウクライナ

カッコ良く得点を決めて行ったESPの選手たちには何の文句もないのですが、なんとも切ない試合になってしまいました。ティモシェチュクなんて、自分の分身のように思ってたのに・・・って、髪だけですが(ぇ

 思っていた以上にはっきりとした差が出てしまって、不明を恥じながらも本当に驚きました。こんなにもワールドカップは「重い」、ということでしょう。

 ・・・でも。
重いだけでも!力だけでも! \(--;)ぉぃ

※Steveはガンダムが大嫌いです。
↑引用してるから好きなのか?と勘違いなさらないよう、敢えて付記します。


 なんだかウクライナのワールドカップが終わったかのような感想になっていますが、何しろ一番キツい試合は終わったわけですから♪このあと何とか連勝して、流れを自力で呼び戻して欲しいです。

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チュニジア(惑星タトゥーイン) vs サウジアラビア

 ハイライト観戦です。

 フランシルド・ドス・サントス(名前長っ)が出ないということで、内容的にどうなるか心配でしたが、そこは砂漠のテクニシャン同士、マトモにやり合って楽しませてくれました。両軍共におなじみの面々が多いこともあって、90分見られなかったのが残念です。

 記録上はチュニジアばかりカードが出てることも加味しますと、短い観戦時間なのに言い切ってしまいますが、サウジは圧勝していなければいけない内容でした。2つの失点は、いずれもDFが相手についていないというミス、特に最後の同点弾はエリア内の守りに人数をかけていただけに惜しまれます。でも、マークを「はずした」ジャジリ、という視点でも見てあげないとフェアじゃないですけどね (^^ゞ

 一方、点の入れ方は流石サウジでした。2点目は、一度に動き出しているから守備もそれぞれに一度につくしかない、という状況で、、ラストパスを出す方も受ける方も1vs1になっていたのは素晴らしいです。

 さて。
この2チームが、スペイン&ウクライナとどう戦うのか、あと2戦も楽しめそうなグループです。でも、サウジはシェヴァに気をとられて他の誰かを自由にしてしまうかもしれませんね。チュニジアは、最終節何人出場停止になることやら・・・ちと心配。

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ドイッチュラント vs ポゥリュシュカ

 多少の誤りを気にせず、状況の判りやすさ第一に書きます。

 ご存知の通り、ドイツの2トップはポーランド人なわけですから、どういうモチベーションで臨むのか、少し心配されていました。

 事情・状況が「逆」なら、ストーリーは全く違っていたでしょう。ドイツ人がポーランドに帰化していたなら、強大な母国の人々に良いプレーを見せ、自分という人間を見せ付けるモチベーションが高まりまくるところでしょうから。

 果たして、2人はハズしまくる・・・誰も誰をも責める事の出来ない、いわば民族・国家のイデアに振り回されるかのような展開でした。ド日本人のぼくでさえ、ふと「君は今祖国へ戻ってはいけない」と親友に説得されたフレデリック・ショパンのエピソードが浮かんで来てしまうくらいです。本人たちはどんな気持ちだったのでしょう・・・。

 そして試合を決めたのはベルギー系スイス人とイタリア人のハーフ、ドイツとポーランドのどちらも背負っていない、ノイヴィルだった♪と言うのは、もう納得のラストシーンでした。一本の名画を見た、ってところですね。

 と、ハイライト観戦のくせにエラそうに言ってみたり (^w^)

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エクアドル vs コスタ=リカ

 もう、吹っ切れたのかな?足を止め、持ってから考えるサッカーにすっかり転じてしまい、こう言っては何ですがノビノビしちゃった感のあるコスタ=リカ。でも、だからこそ、エクアドルには太刀打ちできなかったりして・・・。

 先日、フィリップ・トルシエが敵CK時の守り方についてTVで講義してくれましたが、あれってエクアドルはセットプレイじゃなくても常時やってるんじゃ?なんて思ってしまいました。

 4人のDFと4人のMFでサンドイッチして、相手に良い仕事をさせないで、という単純な意味でだけですけど。だから、クラシック4−4−2のチームは皆やってるとも言えます(意味ないじゃん)

 話を戻しますが、8人を下げて守ってはいますが、ボールを奪ってからのダイナミックな攻撃になかなかの魅力があって♪面白いチームになっていますね。

 前回も、負けたイタリア、メキシコ相手にもなかなかの試合をしていましたし、クロアチアには勝っていました。4年経ってみれば、その経験がチーム自体の自信になっているという、なんとも正しい進化なんでしょうね。夢は4年前に終わっているのに調子に乗って、勝てる気で乗り込んで来てしまうどこかの国とは・・・(以下自粛

 メンデスとバレンシアのポジションチェンジも、ただ入れ替わってるだけじゃなくて、時には2人同サイドで絡むような頭のやわらかさがあって楽しかったです。足を止めてしまったコスタ=リカに違いを見せ付けてしまいました。嬉しいような悲しいような、複雑な気持ちで観終えました。

 でもこれだけは言いたい。国際舞台で結果が出なくてもコスタ=リカのサッカーは好きです。変わらないで欲しいです。かつて日本代表が、ローランド・フォンセカひとりにキリキリ舞いさせられた試合を忘れはしません。

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えげれす vs トリニダード&トバゴ

♪じゃんがじゃんがじゃんがじゃんが♪
♪じゃんがじゃんがじゃんがじゃんが♪
♪じゃんがじゃんがっ♪


 というわけで?アンガールズ3号くん(違)がゴールしちゃいましたね。掲示板での予告どおり、生では見ていませんでしたが、ハイライトは観ました。

 それにしても、ジョー・コールのクロスから見事なスカ!
・・・今思い出しても腹が立つ無能ぶり!
でも、そこがENGらしい選手です \(--;)シアラーに謝れ

 さて、エリクソンは母国とどう戦うのやら・・・。
ええ、わかってますとも。
ボールが自慢の中盤の頭の上を越えていくんでしょ(ぇ

 ところで、いつまでわが国はUKのことをいぎりす=イングリッシュって呼ぶんでしょうね。まあ、やたら長いっちゃぁ長いんだけどさ〜。偉大な何とか及び北何とか連合王国、なんていちいち言いたくはないですけどね(笑)

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スウェーデン vs パラグアイ

 ハイライト観戦です。

 ぼくの計算違いは、前回大会で電柱以下にしか役に立たなかった(失礼)アルバックが、4年後にはすっかり円熟していたこと。ズラタンはきっとダメ、でも代わって出て来るアルバックはもっとダメ、だからPARが勝つぞ〜!と意気込んでいたんですけどね・・・。

 もうひとつ。
アルセの陰に隠れて長いこと左に回されていた名手カニサが、今大会では右で出場と言うことで、もっと広く名の知れ渡るような良いプレイを見せてくれるだろう、と思っていたのですが、その良いプレイがクリアだったってことがあまりに残念・・・。

 最終節は彼らにとって、いわば消化試合になってしまいます。でも、ひとつでもいいから勝ってくれるよう、願って止みません。

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6月16日

【おわび】
イ・ドングク選手は4月に大怪我で離脱していました。
じゃ、出場するわけがないですね(恥)
それなのに「期待してる」とか言って申し訳ないっす ('A`)





6月14日

さあ、歌いましょう。
(ノ ̄0) 〜♪Zeit dass sich was dreht〜えええっ♪
お〜れ〜えええっ♪
お〜れ〜え〜え〜えええ〜〜〜えっ♪

┌|∵|┘ズンチャ└|∵|┐ズンチャ┌|∵|┘ズンチャ




【韓国 vs トーゴ】

 UEFA会長の座を巡って、裏では激闘中であろう将軍皇帝が見つめる中、開始前からあり得ないハプニング・・・だからさ〜、日本の「社会=世界」という狭い宇宙に生きてる匿名坊やたちが騒ぐような材料を提供しちゃダメだってばよ(汗)

 国家なんてせせこましい枠組みに囚われるような小さな器で満足しちゃいけませんよ、世界の少年少女諸君♪な〜んて、こんなところに書いても誰も読んでない訳ですが (≧∇≦)まして日本語



 昨日お話ししたトラブルで辞任したと聞いていたトーゴの監督ですが、すっかりちゃっかり戻って来てましたね〜。夢が信じられなくなったそうですけど、代わりに何を信じたのかな?(悪)



 さて、予想していた方には予想通りなのでしょうが、思っていた以上に落ち着いていた韓国と、スーパースターの風格すら漂うパク・チソンには改めて驚きました。

 そして見る限り、全出場国中最も良さそうなコンディション。

 事前のテストマッチからあからさまに「セーブせざるを得ない」様子だったウチのキノコさん達(発表されている以上に怪我人&不調の選手が多そう)とは、見るからに様子が違います。

 今だから言えることですが、だからこそ選手交代も全てポジティヴに戦略的に行えたんでしょうね。

 序盤は攻撃の形が完成せず=シュートまで行けず、逆にスピードを生かして先制されて。ところが、サポーターも含めて全く慌てていない空気。あれは一体なんでしょう。まるでベスト8がノルマの強豪国みたいでした。前半様子見、後半勝負、みたいな。

 韓国は不用意にフラットになりがちな中盤4人と、ギャップを作ってある3バックの間にはちょっとしたスペースが。

 トーゴとしては、狙ってアデバヨールを置いたのかも知れませんが、観ている分には(少なくとも先制した後は)入って行ってキープするような印象はなかったので、そういう意図ではなかったのかも?

 期待のイ・ドングは出場しませんでした。出ていたチョ・ジェジンは今ひとつ有機的な動きが出来ず。この辺は何を期待して先発を選んだのか、もしくは選んだ結果ハズレだったのか・・・。

 もう一人の私的フェイバリット選手ソン・ジョングはと言えば、前回のような60m弾の気配は全くなく、クロスにも冴えはなし。ウイングとの連携もあまり良くありませんでした。

 この辺は隔世の感がありますね。たかが4年、されど4年です。まあソンの場合、「選出」の一報でマイナスだった印象をからプラスに転じさせ過ぎたのは、ぼくの勝手なんですけどw



 先制したトーゴでしたが、ひどいチャージをしたDFが退場に。ここで審判が黄色(2枚目)と赤のカードを上げる順番を間違えたものだから、また何だかんだと話題になりそうな気配?お願いだから、ちゃんと進行してください(汗)

 これで得たFKを直接決めたイ・チョンス。直前の退場劇でトーゴが動揺していた面も大きいですが、これで韓国は更に更に堂々たる落ち着きぶり。攻撃の形が出来ていなくても、シンプルなプレイしかさせてもらえなくても、まるで「最初からそういう作戦だから」と言わんばかり。

 そして後半。陣形を変えた韓国は、急に生き生きとポジションチェンジなんか始めちゃって、もう余裕です。そして、ついに満を持して登場した失敗パーマ君・・・じゃなかった、アン・ジョンファン (^^ゞ

 彼もまた堂々たるもの。使うところは使い、持つところは持ち、戻すところは戻す。ごく小さなミスこそあるものの、やることもやりたいこともハッキリしてます。もちろん、難しい角度から意表を突いて放つパワフルなシュートも健在でした。パクとクロスして走り得点した流れはお見事♪



 トーゴは実力は十分にあるのですが、継続的な強さは発揮できないかも?協会と選手がお金でトラブってるようじゃダメですよ。だからって、世界的に見て信じられないほどの薄給である日本代表がこのままで良いとも思えませんけど。

 ・・・あれ、話がそれちゃいました ( ;^^)ヘ..
今回は残念でしたが、セナヤとかクバジャとかサリフとか、楽しいプレイヤーは多いですから、トーゴは今後も期待して見て行きます。




【フランス vs スイス】

 おぉ〜リベリ、スタメンじゃ〜ん \(≧∇≦)/
・・・と思ったら。
思い切り走ってもジダンが使ってくれないよう(涙

 開始間もなくのこのシーンで、フランスはジズーと心中するな、という偏見wt.確信が生じました。昨日書いた処の「質を保てない状態」っていう雰囲気を感じてしまって。

 フランスの最後尾の4人が踏ん張ってなんとか0−0ってところでしょうか。目の覚めるようなシーンもなく、眠くてしかたのない試合でした。



 あれ(4−2−3−1)って、ぼくに言わせりゃ今ならトレゼゲ向きな陣形なんじゃないかと思ったんですけどね〜。なぜそこでアンリなのでしょうか???その辺は、昨日書いた2人の相性をどう考慮・解決するかというところから出てきた結論だったのかな・・・本当のところはわかりません。

 それにしても、強豪の初戦をどう見るかは難しいです。皆が皆イタリアみたいにらしく勝ってくれるわけじゃないし、コンディションを落としたところから、トーナメントに合わせて上げてくることも考えないといけないし。

 フランス視点で見れば、普通に一番怖いのはスイスで、何が起こるかわからないのがトーゴ、ヘタするとうっかり押し切られそうなのが韓国かな?まあ、どの試合も慎重に戦わないと危険です。もし、そう思っていなかったら・・・(汗)



 特に気になった選手がヴィエラ。ユーヴェはリーグ優勝したものの、彼にとって良いシーズンだったかといえば、その逆でしたよね。ひとつひとつの局面では、届くはずが届かない、みたいな悲しいシーンも見受けられて、ちょっと深刻かも?コンディションが上がってないだけなら良いんですけど。

 今のジダンを試合に出すなら、どうしたって彼を守る「後の人」が必要なわけで、現時点の調子を見たうえでもヴィエラ&マケレレ以上の人材がいないというなら、今後も厳しい戦いになりそうです。



 一方のスイス。

良く動いている。サイドバックが小気味良く勝負に出ている。
・・・が。
倒れる度に倒した相手に向けて足を上げる、相手の侵入したエリアによっては、「倒すことそのものが目的の」タックルをして来る。

 結論:あんまり好きじゃないです (≧∇≦)
期待を煽るような書き方をしていたくせに申し訳ないです。

 でも、おそらくピッチに立つ前の気分に最も大きく影響するであろうフランスという「名前」に屈しなかったのは良かったです。後は、名前でなめてかかると痛い目にあう2チームにも、同じかそれ以上の集中を持って臨めれば、躍進もなくはないような。




【ブラジル vs クロアチア】

 ここまで両チームが好ましい試合はメヒコ×イラン以来。嬉しいの一言です。こういうのが見たかったんです(両者とも好き)
大満足 \(*T∇T*)/

 順当にこの2チームが進出してくれるよう願って止みません。そして、誰もOZに怪我させられません様に(祈)

 後はDon't think, feel!ってことで (=^ー^=)
フットボールはアートだからねっ♪



【本日の私的見所】

 結果どうなるかはともかく、初出場のウクライナには身の丈に合わない不遜な目標などないでしょうから、初戦に的を絞って調整できる分かなり有利じゃないかと見ています。

 でもシェヴァが笑うのは見たいけど、ブジョルがガッカリするのは見たくないし、困ったもんです。痛み分けで手を打ちます(誰とだ)

↑地上波はこれだけ ('A`)




6月13日

 お待たせいたしました <(_ _)>
Sリーグラスト2節を続けてご覧いただけるようアップしました。
少々更新頻度が落ちてしまいましたが、来期も頑張ります。

 よくわかんないけど結果だけ教えろ、と言う方はこちらへ。




【日本vsオーストラリア】

 ここ何度かのルール改正で、バックチャージにはもう少し厳しい「お沙汰」が下るはずなのですが、その気配もなく。ガシガシやられて、スタミナではなく体そのものがイカレちゃった感じでした。

 まあ、あんなヒドイ相手と試合するかどうかは措いておいて、4年前でも容易に想像がついた結果です。特に驚くようなものではないと思います。むしろ、ぼくが思っていたよりは、随分良く頑張りましたよ、みんな。

 そして、やっぱり来ましたヒディンク采配♪

 前回はワンバックでファイブトップなんていう超絶戦闘体勢を見せてくれた監督ですが、今回もセンターフォワード3人にシャドウ1人という、見てる側までやる気が出てきちゃう、物凄い陣形に変わりましたね。

 ちなみに。もしヒディンクが日本代表の監督になっても、20人のゴンと3人の能活がいない限り、マジックは発動しないでしょう。きっとワンバックのフォローに誰かしらズルズル下がって、勝てる試合も落としてしまうんじゃないかと思います。

 それにしても、OZって ('A`)

 せめて、もう少しで良いからクリーンに戦ってくれればね〜。そこに引っかかってしまうので、どうしてもマトモには観戦できませんでした。アブドーラ・ザ・ブッチャーのフォークがテリー・ファンクの腕にプランプラン下がってる、29年も前の映像が浮かんできました・・・って、そこで何でプロレスなんだか (^^ゞ




【チェコvsUSA】

 松木安太郎氏によれば、USAは真正面から勝ちに行ったので敗れた、と言う話でしたが、突き詰めればそうなのかもしれません。あれ?USAってこんなチームだったっけ?と不思議になる試合でした。

 連動性はあるけど有効ではなく、プレスもさして効かず、肝心なところは誰も抑えていない守備だったりして、何とも変な感じ。

 そういえば、前回もドイツとやった時はこんなだった(完敗)ような?当時は、ドイツの3バックがピッチいっぱいに広がって、来られるものなら来てみろ!という心意気を感じてシビれましたっけ。ダメだ、そっちばかり覚えてます (^^ゞ

 勝敗はひとまず措いておいて、内容ですけど。

 1〜2人飛ばした向こうの味方と上手に連携して・・・みたいな、欧州的合理性がCHEにはありました。あくまで、南米好きから見て、ですけど。だから、ウルチカ(路地)と称されるパスサッカーが、なんて言われても、え?パスサッカーなの?って、ピンと来なかったです。思い出してみると、ユーロ96はかなり良かったんですけど、あれは今となってはもう10年前の昔話ですからね〜(汗)

 特に、1点目。
フリーでクロス上げてフリーでヘディングって・・・。
・゚・(つД`)・゚・ つまんないよう、全然楽しくないよう(涙

 ん〜・・・そうなるとね〜。
お好きな方には本当に申し訳ないんですけど、ぼくには突破とか崩しに見えないんです。∴眠かった。もうひたすら、眠かったです。実は、途中で飽きて寝ちゃいました(ぇぇぇぇぇ)

 おかげで、ロシツキの入れた3点目を見逃してる始末です。今後も心配ですよ、USA絡みの試合は。また寝ちゃいそう・・・(汗




【イタリアvsガーナ】

 地上波は無し。ハイライトしか見ていません。

 年明けから調子の出ていなかったヤキンタ(こう書かせて/笑)が途中から出てきてゴール、という小さなドラマが良かったです♪召集されないかも、という見方もありましたから、余計に。

 ↑ぼくとしては、メッシーナのフロッカーリも良いと思うんですけど、チームが降格したからダメかw

 窮地を一人で救ってくれるロビーはもういないので、ジンクスなどは一切気にせず、グループリーグでも勝てる相手にはキッチリ勝っておくべきです。

 昨夜は勝っただけではなく、いつものウノ・ゼロじゃなかったところ、2点目が流れの中から生まれたことが良い感じ♪欧州勢では、ウクライナとともに本気で応援したい数少ないチームなので、この調子で頑張って欲しいです。

 あとは、ザンブロッタとガットゥーゾか・・・。インジャー印がいつ取れるのか、心配しつつ見守ってます。待ち遠しいです。

 勝ってるんだし、そんなことしなくても良いんでしょうけど、ここであえて注文。ペッロッタのシュートは、3歩前に撃ってれば入ったんでは?彼には大会を通じて頑張ってもらわないといけなくなるかもしれませんから、ちょっと気になってしまいました。

 ガーナは残り2試合を面白くして欲しいです。
たとえば、60m逆走ドリブルとか \(--;)ぉぃ




【本日の私的見所】

◆今夜です♪いよいよ登場ですよ・・・って、トルシエが、なんですけど。ラモスもいたりするのが楽しそうです。

 既にリンク先でも拝見したお話なので、あらためてここに書くのもアレなんですけど、スイスはタレント揃って来ましたね。

 ヤキン兄こそいませんが、弟のハカンは健在、そしてミュラー、マニャン、センデロス、フォーゲルにフォンランテンと説明不要な選手たちがいて。更に予選でもフランスとは2戦で2分けでしたから。

 もしかすると実質7−1−2くらいの陣形で来るのかもしれませんけど、ここを耐えれば先が見えてくるので、かなり気合入ってるでしょうね。

 一方フランスは・・・ぶっちゃけダメでしょ \(--;)ぉぃ

 これはIFの世界ですが。トルシエが監督になって、3−5−2の左にリベリを置くでしょ?で、ジダンは彼を「使う」だけで良い役目にして、あとは味方のためのマークずらしのオトリになってもらうとかさ〜、それくらいの大改革をしないと。

 更に相変わらずパリ以外の人たちにとっては、アルゼンチンやアルジェリアの人がフランス代表って?みたいな意識も強いようですから、難しいところ。更に例の登山に端を発するGK問題もあるんですから大変ですね。

 更に更に(笑)、トレゼゲはアンリとプレイするといっぱいゴールできるけど、アンリは出来なくて鬱憤がたまるかも、なんていう図式もあったり。これでは早期敗退も十分にあり得ます。



◆ついに本命・セレソンブラジレイラ登場〜♪いよいよワールドカップが10倍楽しくなって来そうです。

 ただ、クロアチア代表に、何か感染症らしきものが流行してるそうなので、色々な意味で果たしてマトモな試合になるのか、ちと疑問ではあります。パレイラも美しい試合はしないと公言してたり。

 σ( ̄▽ ̄)としては、1位ブラジル、2位クロアチアが(質的)理想なので、初戦は何しろまず選手が傷まないよう、両チームとも慎重に&大事に戦っていただきたいところです。



なんだよ〜報奨金少ねぇじゃ〜ん、で選手がミーティングをボイコットした、と聞くトーゴ。現地にまで来て、いったい何をやってるんでしょうか、何を。ナイジェリア2号かよ・・・トリニダード&トバゴやアンゴラの皆さんに謝りなさい(違)

 韓国はもしかすると、フランスが「質」を保てないなら、代わりに進出しちゃうのかもしれませんが、なにしろ最近はちっとも見てないので、どんなチームなのかすら良くわかりません。前回の強気っぷりをまた見せて欲しいですけど・・・。

 トップ下になるはずがいつの間にやらターゲットマンになってるイ・ドングクとか、帰国後調子悪かったらしいけど選出されたソン・ジョングクあたりに注目して観戦してみようと思います。




6月12日

【セルビア・モンテネグロvsオランダ】

 昨夜は仕事の納期限でしたので、前半は見られませんでした。

 しかし、ロッベンは良く仕掛けてましたね〜。後半だけでも十分楽しめました。代表でもクラブでも、どうしてもスキルが一段落ちてしまう悲しいファン・ボンメルを除けば、オランダは初戦からずいぶん飛ばしてくるんだなと感心しちゃいました。

 ただ、仕掛けるたびに、何人もフォローに入っていったり選択肢になるべく走ったり、そういう動きの全てが何度となく無駄になるんですから、周りにとってはたまったもんじゃありません。

 名前を書くだけで切なくなるファン・バステン・・・って、昔話は措いておいて。監督である彼によれば、オランダが完成するのは2年後のユーロなんだとか。なるほど、だからロッベンは残すしカイトも出すし、一方でニステルローイは引っ込めちゃうのね ( ;^^)ヘ..

 ん〜・・・ロッベンのチームになるんだと微妙に危うげな気配?



 コロマンとかケズマンとかウルトラマンとか、「マン」が付く連中はモンテネグロなのかな?などと見てる側すら意識してしまう独立問題。とはいえ、ミロシェビッチが守備しないのは基本仕様なんで。そこはどうにもならなかったですね。そこを想定したチーム作り(なんてものがあるなら、ですが)にしてないのがマズかったんじゃないかと思います。

 ストイコビッチとサビチェビッチが出場すれば、ボバンもプロシネツキもアサノビッチもピッチに出られない、そんな高いレベルを分割後の各国に求めるのは酷かもしれませんが、東欧のブラジルとまで評された繋ぎは皆無。

 少し前の時点でのイメージ比較になりますが、侠気のマケドニア、奔放なスロベニアと比べても、昨夜のSERは面白くないフットボールだったように思います。

 繋がせないほど攻めたHOLが物凄かったのか?そしてそれでも1点しか獲らせないSERも凄いのか?いいえ、ピッチの選手を差し置いて、監督同士のチェスに終始してしまった、って〜ところじゃないですか?




【メキシコvsイラン】



 気をつけっ♪国歌斉唱♪
・・・って、歌詞覚えてなかった(とほほ)

 MEXのスタメンには驚きました。と言っても、トラードの毛が更に増えてた(!)とか、そういうことじゃないですよ? (^w^)



ちなみに、去年はこのくらいでした。ご参考までに (≧∇≦)

そして4年前は↓こちらw


今は↓こんな感じでしょうか。



全部別人に描けているところがSteveクオリティ(汗)
ま、顔が描けないので後姿、題して「卑怯な角度」から始まってますから。
程度が知れようってモンです (≧∇≦)


 そのトラードがシーニャ(ナエルソン)のポジションに入って、エリアの奥深くまで侵入するなんて、かなり新鮮な光景です♪ただ、ボールが来なくて、一人むなしく誰もいないところで手を挙げてたりもしましたが。

 更に、ヴィジャレアルでは前線を務めるギジェルモ・フランコがルイス・ペレスの位置で登場。ただこちらはブラーヴォと微妙にポジションチェンジしたりするので、フォワードじゃないとも言い難かったような。

 で、フォンセカはベンチ。ロサーノがメンバー落ちしたので、もしかしてモラレスがまた見られるか?と期待しましたが、監督はピネダで来ました。サイドチェンジを受けるための上がりはお見事。監督の采配もナイス♪



 昨日はパスかドリブルか、なんて簡単に割り切っちゃいましたけど、実際の試合はそんな低レベルではなかったです。攻撃も守備もハイレベル、しかもドカドカただ走るだけ、なんてシーンはありませんから、観ている側も気が抜けません。

 マルケスのエレガントな守備が光りましたし、オソーリオの相手を自分のテンポで思い通りに振舞わせてしまうくらい技術・戦術眼の水準が高いのには、目がハートになりました。更に、やっぱりパントキックはショートパスだったり。何が何でも蹴っては行かない(笑)=ぼくの理想のチームです。

 試合がMEXペースかどうかは、全体がどちらかのサイドに偏っているかどうかを見れば判ります・・・って、これはコンフェデでの八宏の解説から受け売りしてるだけです(ぇ)

 TV画面手前、MEXの右サイドに見事に両軍が集められちゃってた時には、相手に研究されていても自分のやり方を通して勝つんだ♪と、またまた小躍りしてしまうSteveなのでした。そこからサイドチェンジして来たりするから、守る側は疲れちゃいますね。

 イランも凄いです。右から左から中央から好機を演出し、、近くから遠くから撃って来て頑張っていました。ただ、後半になって急に元の布陣に戻して来たMEXの突き放し体勢に押し切られて失点を重ねてしまったのが残念でした。



 マルケスの上がり、両サイドの献身的な走り、オズワルド・サンチェスの涙、皆美しかったです。前半35分くらいまでは少々ハラハラしましたし、ボルヘッティが予定外の負傷に見舞われた時は胃が痛くなりましたけど、終わってみれば実に見事な勝利でした。内容が最高に良かったですから、仮に膠着したまま引き分けになっていても、あるいはイランが勝っていたとしても満足できたと思います。




【本日の私的見所】

◆サッカルーvsカルチョニッポニコ(違)、どうなるでしょうね。ここだけは何しろキッチリ勝ってもらいたいです。無理でしょうけど(悪)

 中田英寿の広義の「ペース」に味方がついて行ければ、あるいは・・・?誰ならできるかな〜 (ー”ー;)




6月11日

【イングランドvsパラグアイ】

 いわゆる強豪国は、グループリーグを突破した後にフィジカルコンディションのピークを持って来るのが当然ではありますが、それにしても相変わらず(失礼)ENGは酷いもんでした。

 えっ?その状況でそんなことするのか?!という粗暴さ、コンディション云々の前にそれでトラップしているつもりなのかと呆れる技術のなさ、今回が特別であるかのような前評判をよそに、いつものENGがそこにいたようにも思えます。

 ま、広く知られている名前が多く出ていれば勝てるというものでもないということと、所詮ヤツラはブリテン島の外ではこんなもんじねぇの?ということでしょうか。ごめんなさい、大昔から大キライなもんだから、ついつい辛口になりますw

 それにしても、ジョー・コールのドリブルを除けば、敵エリアに一人もいない状態でのシュートが余りに多過ぎました。途中出場のダウニングは真正直な直線走りばかりで、実質上何もできず。ヴェンゲル(の試合前に流れたコメント)によれば、シュートが「枠に来る」らしいジェラードは、やっぱり腰が気になったのか冴えもないまま。

 ま、試合前のウォーミングアップで深いタックルをかますほど元気だったルーニーを(おそらく、あえて)温存したあたり、とにかく無難に進出が第一、と思って手を抜いたのかも?でも、それにしちゃあ危うい試合でしたね。

 初戦だから、というエクスキューズを考慮しても、少なくとも優勝なんて絶対無理っぽいような?これはやまなしレイさんの言うところの、チームの完成度の問題なのかもしれませんね。

 では、なぜ勝ったのか・・・いえ、ENGが勝ったのではありません。PARが勝手に負けただけなのです。

 疑問が残るのが、なぜあそこまでしてサンタクルスに拘ったのか、ということ。怪我云々と言う側面では、運も実力のうちと言う慣用句が科学的に思えてさえ来ます。更に、繋がずにポンポン簡単に蹴ってしまう、南米にあるまじきボールの運び方。ケシカランですよ(笑)

 あ、そうか、カルドーソがいれば、また違ったんでしょうね。恥ずかしながら、浮かれていて気づきませんでしたが、彼、離脱していたんですよね。とはいえ、後から中盤で出すよりは、最初からクエバスに中央で勝負させても良かったわけですし。つまりは、監督がリスク回避に心を砕きすぎた→蹴っていく事に拘っちゃった、って事かもしれません。

 前半こそ、残念なオウンゴールにGK負傷とアクシデント続きで心理的な建て直しが困難でしたが、後半は見違えるように概ね良くなっていただけに、おそらく監督サイドから出ていたであろう「蹴って行け」と言う指示さえなければ、アクーニャもパレデスも違う何かができたはずだと思います。

 アエド・バルデスとパレデスはかなり頑張っていたので気の毒でした。決して恐ろしくなどはなかったENGを、戦う前から恐れすぎて敗れた監督・・・ちょっと情けなかったです(涙)




【スウェーデンvsトリニダード&トバゴ】

 なめんなよ、と思わずニヤけてしまった一戦でした。

 上級者の腕前を最初から見せていたSWEに対し、一つ一つのプレイの精度こそ劣るものの、マトモな形を作れていたT&T。上述のENG×PARと比べて、格段に上質な試合でした。

 ただその序盤で、危機感を持っておくべきでしたね。なんだその程度か、と気を抜いちゃったのかな?ラーションのタイミングがズラタンとほんの少しずつズレていたことは超重大事だと思うんですけど、さしたる修正もなく。

 守備的なフォーメーションとは言え、中盤が厚いおかげで組み立てはしっかりできましたし、ヨークの負担が少ないおかげで、彼がDFラインを助けに戻れる利点もあって、



 先ほどマトモな形、と表現しましたが、レフトバックのアヴェリー・ジョンのプレイは、マトモなのが形ばかり。ゆる〜いクロスを上げるための全力疾走オツカレ、と厭味のひとつも言いたくなるほどに、実効性は薄かったです。素晴らしく良くトレーニングされているが、意外とアドリブは利かない、ってのは、何だかトルシエジャパンみたいですね(ぇ

 そのジョンが退場すると、あわよくば点を取ってやろうという余裕はなくなります。ってことは、チームのタスクは自ずとハッキリします。ここでついにT&Tが精神的優位に立っちゃいましたね。

 分をわきまえて、史上初の勝ち点を、に目標は絞られたわけですから、後は守るだけ。そうなる前に2トップに手を入れることができなかったSWEは、これはもう事実上の敗戦です。

 でも、最終節でENG相手に勝ちに行かなきゃいけないSWEというのは、両国の関係者以外には願ってもない図式かもしれませんけど♪



 余談ですが、国歌にもスティールドラムが入っているのを聴いて、あ〜トリニダード&トバゴだな〜♪という実感が湧きました。ナイス編曲でした。




【アルゼンチンvsコート・ジボワール】

 アイマールこそ後から出ましたが、テヴェスとメッシは温存。まあ、これも後々を考えてのことなんでしょうけど、リケルメ仕様のチームだと若干浮いてしまうクレスポが少々気になりました。あの陣容で良かったのかな?疑問が残りました。

 それはともかく、マラドーナが来てたのが勝因ですね(違)

 昔のARGは、後でモタモタ回していて、隙の出来た辺りを狙ってポンポン縦にパスを入れるイメージでしたが、今回はどうだったんでしょう。ハイライトだけじゃ判りませんでした。少なくとも、そうした流れから得点したわけではないようでしたが・・・。

 ロベルト・ファビアン・アジャラの老成ぶり(失礼)が光りました。一度遅れて、しまった持たれちゃった、ってな顔をしておきながら、次の一手への対処は間に合っているという、プロの守備♪上背はなく、フィジカルのピークを過ぎて全盛期のスピードがなくても「あれ」ですから素晴らしいです。

 失礼ながら、ドログバ相手は荷が重いのではないか、と心配していましたが、余計なお世話だったみたいです(正直すまんかった)




【本日の私的見所】

◆もちろん、メヒコ登場(ついに♪)に心を躍らせているのは間違いありません。しかし、相手はSteve認定アジア最強チーム(笑)、イランです。厳しい勝負になるのではないかと思います。特に怪我には注意して欲しいところ。

 メヒコのパスか、イランのドリブルか。楽しみです。



◆一方、死のグループのもう一試合。モンテネグロ独立問題のことがありますから、ちょっと心配です。ロッカールームが平和でも、周りがね〜(汗)

 オランダはどうなるんでしょうね。ドイッチュやポーリュシュカ同様、DFラインのミスが出そうな予感がありますが、そうなったらなったで取り返せば良いや、というお国柄でもあるし、心配ないかw

 でもこの2チームより、南米&アフリカが通過してくれたほうが嬉しいのが本音です。



◆テレ東がワールドカップの放送する時は、ゲスト解説?にトルシエが来ます。彼が切るフランス、ってのは興味深く聞けそうです。

 でも、ま〜たまた突っ張っちゃって、本当に思ってること以上にガンガン批判しちゃうんでしょうけどね〜。その思春期のまんまみたいな青臭さ(ある種の拒絶)は彼の魅力ですから、その辺十二分に踏まえたうえで楽しもうかなと思いますw




6月10日

 いよいよ、ワールドカップが開幕しました。
ライーのはじける笑顔にちょっと涙したり (ToT)色々思い出しちゃった

 誰が来たとか来ないとか、ちょっとアレ?ってなシーンもありましたが、何にしても興奮の連続。圧巻のセレモニーでした。震えが来ました (^^ゞ




【ドイツvsコスタ=リカ】

 ダメか・・・残念 ('A`)

 日本はよそ行き仕様を目指しているが故に、アジア戦線ではだいぶ苦労しますが、コスタ=リカはちょうどその逆ってところなんでしょうか。持ってからチョビっと考える(&アドリブ発動の)中南米式のまま臨んでしまっていたようですね。中には、まともに勝負を仕掛けて弾き飛ばされてる選手もいて悲しかったです。

 割り切ってカウンターに徹するのか、自分たち流にじっくり行くのか、イレブンのなかで少々意見が割れてたのかな?なんて想像します。とりあえずロナルト・ゴメスが後者だったのは明白。ボールを取られない為に行うアクションの全てが、必然的にチームを遅攻へ差し向けてしまっていました。

 ちょっと話が脇にそれますけど。常々、3点シュートがバスケットボールをつまらなくしている(←もちろん、ぼくにとって)と思っています。フットボールでもそれは同じ。エリアに入って来られない程度のスキルなら、点はあきらめれば?とイヂワル言いたいくらいの気持ちです。

 ぽわわ〜んクロスからのヘディングよりはまだ良いけど・・・って、要はロングシュートもカナリ嫌い、ってだけの事です (^^ゞ

 負け惜しみになりますが、↑の意味では個人採点で2−2のドローかなって(笑)

 あと、CL決勝でも思いましたが、審判がその時あのスピードについて行きながら見て「待ち伏せじゃない」と言うなら、オンサイドで構わないと思います。

 おバカ通販風に言うなら。
(・∀・) オフサイドを取らないことオッケー(ぇ

 後からスローで見て、物差しで計るようにして眺めてみたら「出てる」、だからどうこう、って言うのは、ピッチにいる選手&審判にとってキツ過ぎるんじゃないでしょうか。今回は、あからさまに若干一名プッシュアップ出来てない選手がいましたしね。ん〜・・・ただね〜。そう思ってはいても、スローで見ると、やっぱりコスタ=リカの2点目は明らかにオフサイドなんですよね〜・・・ってことは。

 身勝手な採点でも、結局2−1でドイッチュか (´・ω・`)
せめて、マルティネスが軽症であることを祈るばかりです。

 ところで、ボラーニョスは出て来ましたが、サボーリオは出ませんでした。まあ経験云々と言うこと(略)なんでしょうけど、いっそのことアテネとワールドユースの2世代の方を中心にチーム作ってきた方が良かったんじゃないか?とさえ思えます。日本も次は意識的な世代交代をしないと、大変なことになるかも?




【ポーランドvsエクアドル】

 ボリヴィアと並んで、標高2000mという地の利を生かして強豪を負かすと言う、微妙にマイナスのイメージが強いエクアドルですが、前回もイタリアやメヒコと良い試合してましたし、その後いわゆる欧州組も増えて、意外と2位通過なら不可能ではないんじゃないか、と期待しています♪

 こちらは冒頭でご紹介したハイライトで観戦。詳しい流れは文章でしか見ていません。その短い観戦時間の中でも、ポーランドは中田英寿がやりたそうなサッカーをしてるんじゃないかな?と思いました。何人もが一気に動き出して選択肢を増やし、中盤からダイレクトの速いパスを回して、どこかの有効なスペースへとパスを通す、みたいな感じで。

 一方、1vs1の局面を除けば、エクアドルはかなり欧州擦れして来た感がありました。まあ、フィニッシュがデルガドだと、どうしてもヘディングゴールになっちゃう、って〜のもありますけどね♪

 エクアドルの2点目はお見事。フリーになっていながら更にデルガドへプレゼントパスを「贈った」カビエデス。なんだか別人のような風体になっているような気がします。まさか、本当に別人じゃないですよね?あのカビエデスですよね? ( ;^^)ヘ..

 ポーランドとしては0−2は不本意でしょうけど、観ている側としてはドイッチュ戦で勝ちに行くポーランドでいてくれた方が楽しいですし、ぼくは特に「欧州で勝つ南米」を人生かけて期待してるようなところがありますので、この結果は大歓迎♪




【本日の私的見所】

 初戦でマトモに打ち合って、しかも負ける・・・な〜んてことになると、完全に崩壊する危険があるのがアルヘンティナ。

 ドイッチュ以上にまとまりがなく危ういDFラインについては散々メディアで語られてきましたが、チームとしての大会への入り方だって要注意。ここを間違えると・・・




6月9日

【入梅】

 片手で持つのがイヤになるような大きく重たいカップに、かあちゃんのジャムを適量。そこへ香りの強いアールグレイを注いで丹念にかき混ぜる。更に、ネスタッチさんが送ってくださったリーガROMをプレイヤーにセットして、脳のクールダウンへ準備は万全。

 仕事を終えて疲弊した脳が一時蘇り、気持ち良い眠気へと変わって・・・行ったのではあったが。

 首の痛みで目を覚ましてみれば、朝と言うのに薄暗く、窓の外からは水しぶきを上げて通り過ぎる通勤の車の音が、それが雨音そのものであるかのように引っ切り無しに続いて、とても心地良いとは言えない。




 な〜んていう話は措いておいて \(--;)ぉぃ
そんなこんなで、リーガ10節のヘタフェ戦をジックリと鑑賞しました。

 そのうえで、ネスタッチさんの2005年11月9日の日記を読み直してみると、イヤ流石の一言。何となく、どこかで見たような試合だよな〜と思ったら、あそこで読んだ試合だったのか、と今改めて思うくらいに、キレイにまとまってます♪

 え?形容が回りくどい?そういう性分なのっ (≧∇≦)

 思いのほか、ヘタフェは良いチームでした。大げさに言えば不明を恥ず、ってところです。バルサと比べちゃうからスキルに差を感じてしまいますけど、やっぱりあれくらいのトラップができて、あれくらいパスコースを見つけたり作ったりできて、あれくらい止まらない試合ができないといけませんね。

 何せ、その前の日に見た試合がヴェルディvsベガルタ(J2/笑)
差が余りに大きすぎます。 まだまだ目標は質の向上であって、目先の勝利に置くべきじゃないです。

せめてもの救いは、確かに高桑は、二度目にPKが蹴られる前にあからさまに飛び出していた、ってことくらい。

↑判定がおかしいのではないか?と、某所で物議をかもしていたので、是非この目で確かめようと思ったのですが、問題の一回目のスロー映像が出ない、ということでTV中継は何の解決にもならず、更なる憶測を生むだけだったようです。




 さて、ついに今夜からワールドカップが始まります。
まずはコスタリカを応援ですっ o(・∩・)o
次いで、明日はパラグアイを全力で応援します (`・ω・´)

 え?日本?アジアはね、ワールドカップの「質」のために枠を減らすべきです。分をわきまえて、2枠で充分です。
∴応援しないの(ぇ




 Sリーグはラスト2節を一気にアップすべく編集中です。
ネスタッチさんのチームは、その後アップしますね (⌒∇⌒)ノ




6月6日

今日は早速その2があったり \(--;)ぉぃ




【マルタ戦】

 日本が本当にまともに勝てる欧州はキプロス諸島代表だけ。
今回、ますます強く思いましたw




【村上ファンド】

 さて、政権交代のための後始末なのか、21世紀になっても出る杭は打たれちゃうのか、はたまた、思いもよらない裏事情の、表向きの犠牲者なのか。

 まあ、わが国は実質上民主国家でも資本主義国でもない、ということがわかっていない村上氏とも思えないので、最初の二つは想定して動いていたはず。ここは最後の選択肢を細々と疑い続けて行くことにします。

 っつ〜か、あの人。天下りせずに老後の資金を自分で作った、今時立派な官僚じゃないですか?褒めてあげないとね〜(笑)




【盗作】

 確かに、見るからに同じです。
確かに、見苦しい言い訳です。

 でもなぁ、おい、世のクソボンクラ共!!特に、H部がA生の国民的超有名メロディーをモロパクリしていた裁判の時に「そうかなぁ」くらいのローテンションだったクソ音痴共!!

 テメエラぁ黙ってろ!!言う権利がねぇんだよ!!
・・・って、ちょっと言い方激しすぎちゃった? (^^ゞ

 でも、パープルタウンこそ訴えられたものの、ZOKKON命(ゾッコンラブ)夜明けのスキャットも許されていて、引いては戦後の日本の音楽ほぼ全て(特に編曲)にはびこるモロパクリが大多数の国民に容認されているような、 テディ・ペンターグラスのDo Meのリフをヒゲダンスとか言って喜んでるような、文化程度の低い国であることは自覚すべきです。

 買う側がメディアのせいにするのは簡単ですが、メディアはスポンサーのせいにして、スポンサーは喜んで買う民衆のせいにしますから、結局話は自分に帰ってきます。

 ちょっと厳しすぎるかもしれませんが、「そして君は途方に暮れる」を「見つめていたい」のややパクリだ、と嘲笑して買わないくらいの民衆レベルがなきゃ、著作権なんてちゃんとは守れないと思います。

 ・・・って、え?
例えが古すぎてわからないって? ( ´_ゝ`)あ、そう(拗




【徒然腐(違)】

環七の内側は全面駐車禁止と知らない図々しいオノボリさんと新道交法の関係とか、自分はお国言葉全開のくせに他所のはナマリだと言い張るみっともない在京関西人とか、事件が起こるたびに、無理やり犯人だけが特別変だった事にして日常を取り戻そうとする愚民どもとか、新人類と団塊ジュニアの狭間の世代は完璧に2分割されてるとか、25年以上かけて国を計画的に右傾化した自民党のやり口とか、明治になる時に江戸の町民を大虐殺した薩長のクソ田舎者共とか、休日に渋谷でハジケる茨城の子を見て東京の子は凄いわ♪と言ってるバカ観光客とか、まず自分を集団に置いてから、その集団が偉いことにして遠まわしに自分が偉ぶりたいバカとか、多数決=民主主義と思っていたり、法律があるということは無ければ秩序の保てない程度の低さだと気づかなかったりするようなバカでも一流大卒とか、若い頃は左がイケてたのでチョイ左のフリ、今はチャッカリやや右のフリをする団塊の世代とか、旧文部省が80年4月2日生まれ以降の子供たちに施した幼稚園教育のあり方が間違いだったことを伏せて、ゆとり云々ばかりを切り口にしていた政治の近況とか、吐き出したいことは山ほどありましたが、ひとまずこの辺で。




6月5日

もうすぐワールドカップだ〜!


Now can you dig that, Soccer?(違)

まあ、判るとか意味不明とかは措いておいて(汗)



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