2007年7月の日記

2007年7月の日記

7月27日

　そろそろ体力も限界かも？色々考えた末、やはり仕事を減らすことにしました。

　必死にテストを受け、めでたく採用されて突っ走っては来たものの・・・、右手の中指と左手の親指が危うくなって来たり、要領の悪さから睡眠不足─の割に夜中サッカー観てたりもしましたが─が日常になってたりで、このままでは各社さまに一度に大迷惑攻撃、つまりある日突然Steveパッタリ(笑)ということにもなりかねません。

　で、この際思い切って、長い付き合いの（日記にも登場する）元請会社からのもの以外は全部やめることにしました。急に今日辞めますと言うわけには行きませんから、今はまだ近々そのつもりですと伝えた段階です。

　計算してみますと、減収にはなりますが数年前と変わりなく暮らして行けそうです。・・・あれ？もっとスゴイ危機だった気がするんですけど。

　ま、細々と、半年前とは状況も変わっていたんですね。しかしこうなってみると、一つ大口の仕事がなくなるからとパニくった挙句に、テスト受けた会社の皆さんを半年間散々振り回して去っていくと言う、何とも迷惑でマヌケな話で。相変わらず締まらねぇったらねぇです。

　先ほど先方からメールをいただきました。代わりの方がみつかるまで、緩めのスケジュールにしていただけるようで・・・重ね重ね申し訳ない限りです。と、言いながら。早く見つからないかな～代わりの人、などと、他方では正直過ぎる感想も持ったりするのでした（ぉぃ

今更スカルマン

　ほぼ1週間前、土曜日の深夜に終了しました。くだらない楽屋オチまがいのエピローグさえなければ、とっても面白かったです♪結局あらゆる番組の中で、今期最後まで観たのはこのTVまんがだけだったり。

　序章として放映された外伝的な実写版で、あらかじめ閉塞感みたいなものを植えつけておいてのスタートを切ったのも良かったですし、土ワイさながらに故郷に取材に来る記者としての主人公、38度線で分断されてる日本、兵器としてのガ号、広い意味で現状への布石となった各地の戦争、抽象的に映し出される70年の銀座、とまあ、なかなか興味深い要素が数多く、それもウマいこと組み合わさっていました。

　ぼくの望みは、というか期待していたことは、主人公がいつアレするか（？）だったんですけど、なんと最終回の2回前まで引っ張られました。逆に言うと、ここでもうアンハッピーエンドが予想できてしまったことが少しだけ残念ではあります。それでも、大風呂敷広げたけど上手にたためません的な作品には興味の無いぼくでも、満足の行く出来でした。

　だからね、余計惜しいんです。いらないオチが。朝日と共に朽ちました、で終わって良かったのになぁ。

7月25日

　ミジカビノキャプリキトレバスギチョビレスギカキスラノハッパフミフミ

　兄や姉、またはそれに相当する誰か近しい人のいない限り、ぼくの世代にとっては既に存在した、あるいは過去に流行した、という感じの言葉ですが、当たり前のように知っていて、覚えていて、そして今でもたまに感心したりします(笑

　高度経済成長で時代のテンポが速まりましたね。インクつぼにいちいちペンをつけなくても、ふたを取ればすぐにたくさんの文字を長時間筆記し続けることができるこのペンをお使いください、ということがジワジワと伝わってきますよね♪

久々に背筋凍ります

　人が、手で、バケツで？！嘘だろ？！の衝撃（原子力発電所）から何年も経ってないのに、また人が手で拭いてますよ！！それを嬉々として公開してるし。

　まあ、これで日本がヤーパンどころか超ヤヴァーン(寒)なことが海外メディアに知れ渡るのは良いことです。できれば、妙に不遜になっちゃった国民性も改善されると良いのですが。

　実際には電力会社が乱立・競合する時代へ向けて東電を弱体化したいだけだったりして(違)

無謀な賭けは嫌いじゃない(違)

　ブツブツ文句を書いたばかりのゲームSRW-OGｓですが、ボヤきまくるほど苦しかったのは、既に最終面のひとつ前まで来ていたから、という側面が大きかったようです。次の面に進み、すなわち最終話のクレジットが大写しになって初めて気がつきました。あ、もう終盤だったのか、って(汗

　つまり、今からこんなに苦しくて最後まで行けるだろうか、的な感情を持つ必要は全くなかったばかりか、実際最後まで行っていた、ってことですね。

　問題の『ひとつ前の面』の教訓を十分に？生かして、最終面ではこちらの心技体のエナジーをケチりまくって手堅く勝利し、無事第2部も終えることができました。この手堅く、っていうところでかなりつまらなかったんですけど、死ぬ思いしたくないので仕方なく・・・。

　それに、あわててあの人この人をバタバタ死なせてしまって、さあ、最後はこれを倒してくださいみたいなストーリー展開は・・・正直もう少し何とかできなかったかなと贅沢言ってみたり。

　いや、もしかして器というか、話数というか、容量というか──その辺が足りなかったのかもしれませんね。で、始めから○話で終わりと決まっていて、どこで誰が登場・退場するかを機械的に配分しちゃったのかも？こちらの気持ちを追い越して盛り上がられちゃった感があります。

　さて、オマケとして2.5が始まりました。花やしきと思われる場所から大仰に発進する正義の江戸っ子ロボ(笑)には大興奮です。なかなか楽しい♪

　と、思ったのも最初だけ。結局あちこちで展開する話を必死に追ってるばかりで、なかなか浅草に戻れません。ん～またまた見事に振り回されちょうごとある(汗)

7月24日

　そろそろまた、あれだのこれだのの契約更新時期が迫って来ました。今年は、住む所のそれがないので助かります。

U-20ワールドカップ

　閉幕しました。

　注目のチリは3位。堂々たる成績です。最終日に勝って終わった分、準優勝よりも（今後に向けて）本人たちの気分は良いかもしれませんね。カッコ良く点を獲って、キチッと守る。好チームでした。

　一方メヒコは・・・またもアルヘンティナに敗れてしまいました。決して苦手ではない相手だけに、結果がついて来ないのが残念です。

　↑と、思ってはいたものの。決勝を見てしまうと、やっぱりアルヘンティナは格が違いました。なにしろ、定石通りというか誰しも読めそうなというか─南米のチームですから、本腰入れて動き出すのは後半の20分から。それにつれて敵チームは30分に交代選手投入。しかし流れをせき止めることはかなわず、40分までに止めを刺したアルヘンティナの優勝─この流れは誰しも簡単に予想できたんじゃないかと思います。で、本当にこの通りになりました。我が意を得たり♪という試合でした。

　でも、前半はチェコも思い通りにできていましたし、思ったよりも攻めのシーンがありました。増して、ぼくがポイントとしている後半20分には既に先制していましたし、悪い流れとは思えなかったのですが、アルヘンティナがいざ動き出してみれば・・・。いや本当に凄かったですね。

　特に5番のバネガ。ガゴがいなくなっても、ボカにはまだこんなすごい選手がいるんですね。動いているのは初めて見たのですが、んも～そりゃ～目を見張る大活躍でしたね～。攻守の要と言っても過言ではなかったと思います。いずれ欧州にわたってしまうんでしょうけど──白マドリが優先交渉権保持？──年末のクラブワールドカップでも是非見たいです、彼。

コパ・アメリカ準決勝その１

　ウルグアイのクリスチャン・ロドリゲスは、Steve的大会MVPでした。本来菱形の頂点に位置する選手でありながら、サイドバックを助けつつ左でボールを保持して流れを作り、遂にはフィニッシュにも絡む・・・言う事なしです。

　この選手の動きに合わせて他の選手が連動するはずでしたが、1人だけそうしない選手がいました。レコバです。スキンヘッドになっても幸薄そうな顔は相変わらず。準決勝の相手ブラジル相手ではさほど違いも出せずに途中交代、しまいには代表引退宣言。寂しいですけど、先のことを考えれば、チームに置いておきたくない選手になってしまったようです。

　ブラジルはと言えば、ふにゃふにゃ(笑)

　なんて言うんでしょう、形状記憶こんにゃくとでも表現したいような、70年代からずっと持っているふにゃふにゃさが目立ちました。こういうときは無秩序なまま超秩序型に敗れるのが74年以来の伝統(違)ですけど、この試合ではそうは行きませんでした。

　故意か偶然か、敵の蹴ったボールが味方の体のあらぬ箇所にぶつかって変な方向に飛んでも、そこに選手がいたりして。こうなった時のブラジルは強いです。原因が何であるにせよ、チームが一つになって行っていることの表れですから。ボールが、ひいてはプレイがつながりさえすれば、地球上にセレソンブラジレイラ以上のチームなど存在しません。

　PK戦でも、まさかのすっげ～角の所（何）を狙ったりぽわわんループで蹴ってみたり、もうやりたい放題。乗ってまいりました(笑)

コパ・アメリカ準決勝その２

　何故だ？！──先発オーダーを見て、まず思いました。メヒコはお馴染みのメンバーをベンチに温存したままアルヘンティナに挑みます。

　まあ、自分のところ（北中米カリブ）の大会ではなくあくまで招待参加ですし、今後のことを考えれば若い連中にアルヘンティナ戦を経験させておくことは大変有意義ですけど。

　特にグアルダードなど、撃ったけどバーに当たっちゃった！的な経験は大事です。こういうのって、多少なりともあがってるとか平常心でいられなかったってことですから。

　他方アルヘンティナは、今これ以上は揃わないだろうと言うくらいの豪華布陣。メヒコの良さである、南米には無い急→急の攻めなどは見られたものの、流石に勝てはしませんでした。演出できた好機の数は負けてないんですけど、ワールドカップに続き類稀なる個の力にやられました。

　その後、3位決定戦では元のメンバーに戻して圧勝。終わってみれば他所で傍若無人に振舞うより、空気読んでありがたく3位のメダルをいただくとしよう、みたいな事情だったのかとさえ思えて来ます。

コパ・アメリカ決勝

　ってなわけで、こんにゃくとオールスターの激突でした(違)

　特に欧州勢と当たる時には南米らしさの光るアルヘンティナも、流石にブラジルの前では悪い意味で優等生っぽかったです。

　リケルメにボールを預けてみたら3人で囲み、ならばとフォローに来たヴェロンにも2人併走、んじゃっと左に開いたカンビアッソに出しても2人ついて来ます。ブラジルはいったい何人いるんだ？という積極的な守備。極めつけは自軍最終ラインで迫り来るアルヘンティナFW陣を引きつけ、ドリブルでかわして前進するフアン主将♪

　↑こんなですから、攻撃の基本は逆襲でした。しかしボールを奪った瞬間に6人猛ダッシュするチームなんて、あまり見ませんよね。厚みがあるなんて生易しいレベルではなかったです。文字通りの怒涛の攻めでした。

　即効でないときも魅力たっぷりです。まさかの場所を通しますし、まさかの状況でも繋がります。本当に、準決勝でスイッチ入っちゃった感があります。

　そしてマリーシア・・・と言いますか、気持ちの駆け引きですね。この面では試合開始時から完全にブラジルが優位に立っていました。

　豪快に倒してファウルを受けていながら、倒した相手をえいっとばかりにわざとらしくまたいで歩いていくフィールドプレイヤーたち。

　時間がなくなったと見るや、『イテッ！つ・・・つま先が！これじゃパントキックできないよ！』とかがみこむＧＫドニ。最初は笑って観ていましたが、やがて絶対に勝ちたいんだという彼らのスピリッツに心打たれてしまいました。

　結果は3-0でブラジルの圧勝でしたが、正直なところ5-0でもおかしくないほどに両軍には差がありました。

　もしかしたら、個々の名前では勝っているという慢心がアルヘンティナにはあったのかもしれません。それでも、カカもロナウヂーニョもいないセレソンが、しかも見た目の内容通りに圧勝したのですから、何のエクスキューズにもなりません。

やっぱり南米だ♪

　こうして多忙な中、真夜中の南米祭り(違)を２つも楽しむことができました。やっぱ、サッカーはアート。フチバル･アルチは南米ですよ♪

　U-20の方なんか、決勝でも3位決定戦でも南米が欧州を下しています。気分良いです

話は変わって・・・

　ダメです。もう無理です。何度か話題にしているSRW-OGｓというゲーム。二部構成の二部が面倒過ぎます。IMPACT以来となる挫折です。もうちょっとで終わると思うんですけど・・・。

　と言っても、悪いゲームなわけじゃないです。面白いんです。でも、時間と労力をあまり持たないまま取り組むには、少々難しいみたいで。まあ、

シリーズが特別だったのであって、要するにSteveなんざお呼びじゃないゲームに逆戻りした、って感じなんでしょう。う～悲しいです・・・。

　例えば、二部の前半。話が飛び飛びになっていて、その場では強化できない新しいユニットを何とかして活躍させないと先に進めないんです。

　更に、ネット上のあちこちで言い尽くされてることですけど、敵のHPが275000とかで、ターン毎の回復が大とか。これを中盤ラスト辺りから連発されると、正直楽しくないです。

　その都度必死になって頭ひねって、をできる人は大丈夫だと思いますけど、数十分の僅かな余暇に、労せずちょこっと楽しみたい、なんていうぼくにはキツ過ぎる仕様でした。

　ただ、ゲームって誰がどうとでも遊べるように作っておいて欲しいです。SRWの場合、そのための熟練度システムだったはずなのに、熟練度を取らずに進む方が難しい仕様になっている面さえあって、そこが特に残念でした。

　今のところぼくにはファイプロとウイイレがありますけど、できれば他にも必死にならずに楽しむ道を作ってあるゲームが欲しいです・・・って、そんなニーズないか(笑)

7月4日

　コンビニで、1965年から1974年までについて問う──と言いますか何と言いますか──検定みたいなムックが売られていました。流石にわからないものは丸っきりわかりませんが、ウルトラとかその辺は完璧でした。答え合わせの必要すらないほどに・・・って、立ち読みしただけですけど（ぉぃ

　リンク先のある方のお宅にはTVがなかったそうですが、ウチには電話（酒屋と兼用）と自家用車がありませんでしたし、ありはするものの（まだ使えるからと）しばらくは白黒TVでした。周りを見ても風呂のない家庭なんてザラでしたし、あんまり物や金に執着しない良い時代の最後だったのかもしれません。

　都電が消えSLが消え、アグネスが『チャン』から『ラム』になって(違)、急に建設会社の建売住宅のCMが目立つようになって。あっという間に（月賦じゃなきゃ買えねぇくせに）皆物持ちになりたがる異様な世の中になってしまいました。

　手狭なので引っ越したい現実的な欲求は常々あるんですけど、一方では、映像でしか見たことのない1954年の長屋住まいの総理大臣のカッコ良さをずっと追求して行きたい、とも思います。

　関係ないですが、LegaSの名称をいつS-Leagueに戻すか、ずっと思案中でした。ところが、後者の名称のパテント(笑)を持つLpierさんのほか、ねこ師匠やAyumさんまで既にS-Leagueと呼んでいらっしゃる・・・ん～、そろそろ頃合でしょうか。

U-20ワールドカップ

　始まってますね♪情報を入れてしまうと放送が楽しめないので、現在遮断中です。まあ、その都度半日だけの辛抱なんですけど。試合が早朝、放送が夜半、って感じで。今夜も楽しみです。

　ぼくの注目チーム（=応援しているチーム）はチリとメヒコですが、いずれも序盤から良い戦いをしているようです。日本戦以外はハイライトなので、90分観ていたら違う感想だったかもしれませんけど、とにかく順調ではあるようで何よりです。

　日本ですが、思っていたよりずっとちゃんとしてました。特にコンビネーションの良さには驚きました。これまでフラットな中盤だったはずが菱形になっているようでしたし、好みにも近い感じです。

　他方、梅崎のエンジンのかかりの悪さ─20～30分間はどんなプレイ選択が最良か見極めているようでもありましたが─は、キックオフから全力で必死に攻めて来る先行逃げ切り型チームと当たった時にどうなるのか心配ですし、怪我させることを厭わない守備に出くわしたら柏木がどうなってしまうのかも気掛かりです。

　あと、河原。自らが選択肢を提示する形での動き出しは素晴らしいのですが、味方のイマジネーションorアイディアに呼応する形での動き出しはかなりトンチンカン。もちろん、結果論ですけど。俺はこう動きたいんだと皆に強く伝えるなり、逆に味方の出して来そうなプレイを予想しておくなりしないと後々響きそうでした。

　・・・とは言え、そんな贅沢なことをあれこれ思っていられるほど良かった、というのが本音です♪後半39分くらいからの時間稼ぎも堂々たるもので、伊藤がメンバー落ちするだけのことはあると思いました。

　ついつい、心は数年先に飛んでしまいますね～。ドイツでの、いわゆる黄金世代のようにならないで欲しいな、みたいな。これもまた、チームが楽しげにまとまっているからこそ思うことなんですけど。