2008年9月の日記
TOPへ戻る



9月16日

 とか言いつつ、またすぐ元に戻っちゃったり(ぇ

 四半期終わりで大変になる皆様、お疲れ様です <(_ _)>
もう一度休日があるのが救いですね。どうぞご自愛ください。





そ〜ん〜なとっしっごっろね〜♪


 90年のイタリアワールドカップを沸かせた元英代表ポール・ガスコインさんに、自殺未遂があったらしいとか、家族に「死なせてくれ」と話したとか、よろしくないお話が出て来ています。ただし、ネタ元がロンドンの東スポとも言うべき「サン」紙であることも忘れてはいけませんけど。

 彼、67年生まれですから当年とって41歳。再来年くらいまでは、体の急激な変化が心にも深刻な影響を及ぼす、本当に苦しい時期ですからね。その前から、時代の寵児でなくなっていく寂しさを、長年酒で紛らわせて来てしまったガスコインさんの場合、問題はもっと深刻です。

 言いたくないですけど・・・思い通りにさせてあげた方が。





太陽と海の教室


 先に書いておきますけど、関係ない回からずっとナレーションで「身内の死」をあおり続けてきたことは好きじゃないです。

 でも、内容は本質的に好きですし、何より生徒役の皆さんの演技力がスゴイので見入ってます。

 特に桜井と灯里の問答で、相槌を打つ側がそっと入れ替わっていくところは鳥肌モノ。自ずと気づくまでは自信のないことに相槌を打ってもらっていたのに、核心に近づくと問いに対してしっかり頷いている・・・素晴らしい表現でした。

 二人で通夜に訪れた際、おかしくないかと身のたしなみを気にする灯里に、おかしくないと言う桜井。でもリボンのしめ方は正せとジェスチャーで示すシーン。大好きです。

 思えば、ぼく自身が遺体に初めて触れたのも、この生徒たちと同じ高校三年生でした。論理的な死は理解済み、具体的な死も経験済み、己の死すらほぼ経験済みだったはずなのに・・・父方の祖父の葬儀の際、あまりの冷たさと人と思えないゴムのような触感に対して、どうにもならない深いところで恐怖心を抱いてしまい、今でもなお本能的に遺体が怖いんです。

 その時、遺体にすがって号泣する叔母を見て、自分はこの人ほど祖父への愛情を持っていないんだと思い知らされました。

 ですから、灯里が涙を流しながらも笑顔でそっと八郎の遺体にキスをした時、この子の愛はどれほど深いものだったのだろうと・・・。

 愛を知らぬがゆえに問題を起こした灯里中心の回を思い出すと、悲しみの中にも大きなものを得たんだなとも思えます。泣いたら彼が流れて行ってしまうという直感的な表現も、一見子供っぽいですけど「慮」にあふれていました。

 しかし、後半は柴草教諭にヤラレました。

 出席を禁じられた葬儀に大勢の生徒を引き連れて現れたり、理事長に呼び出された際には履修問題の情報をリークしたことをオチャメに認めたり。ここへ来て初めて、八嶋智人さんをキャスティングした理由がクリアになってスッキリ♪

 次回予告から窺えるのは、理事長は補修不要の状況を作り出し、柴草はそれでも生徒の人生のために補修すべきだと奮闘するのではないか?ということですよね。

 その中で飛び出すのであろう「君たちは素晴らしい先生に出会えたんだぞ!」というセリフ。では、その時桜井は教室にいないということでしょうか。

 とにかく、悔いなく終わって欲しいです。なぜ桜井はいつも肝心な時に左胸を押さえるのか、も知りたいですし・・・って、まさか?

このページのトップに戻る



9月14日

 このところだんだん、日記と言うよりは劣化型若年性人生航路のボヤキ漫談のようになって来た。

 ここで創設当時の気持ちを思い出し、何気なく過ぎ去ってしまった五周年の記念日を今になって静かに祝いつつ、久しぶりに日記らしい日記にしてみたい。






 空は高速道路の上にあるもの──人生の中で最も古い部類に位置する記憶──どこまで辿ってみても、そして今も変わらない、不変の真理。写真で見たことなどないのに白黒になってしまった、大切な原風景。魂の故郷。






 日曜日は週の中で一番時間がないけれど、重機の音がしないのがとても良い。それでも、工事現場もまた同様に大切な原風景。どこかで適度に何かの工事をしていて欲しいような気にさえなることがある。






 ブルーは味の悪いことを連想させる色と言われるけれど、中には青いこと自体が楽しくて仕方ないものもある。しかしこれは、あっという間に棚から消えて行った。つまり、物流における夏は去った。






 カカシ先生があきらめろと言うので、雷切リングを買ってみた。おいしい・・・でも歯の裏にくっつくので、これを最初で最後にしておく。






 渋谷と言うのは、自分以外の人間が存在しない世界の名前だったろうか?そうではなかったような気がする。






 華雄という勇敢な敵将を弓で狙っていた。彼は何を思ったのか、いきなり馬ごと柵の上に登った。初めて見た。これはいわば茶柱の立つようなものなのではないか──でも、特にその後良いことは起きていない。






 前回の満月。次は中秋の名月か。いずれにせよ、耳に変調をきたすので宜しくない。何もせず、ただ見ていられるなら良いのに。

 いま見ることができるのは、ほんの数個の星だけ。その一方で、満点の銀河が前方の地平から天頂へ連なるのを眺め、振り向けばそれが後方の地平へと消えていく、この上なく美しい様もまた忘れられない。






 子供の頃、せっかちだったために何度となく製作に失敗したシャービック。今更ながら出来合いが登場してくれて、ちょっと嬉しい。



 刺して口に運ぶものなりスプーンなりを・・・貰い忘れた。箱に口を近づけて、底を押して吸い込むように食べた。何か、違う食べ物であるような気がした。次は出来合いのフルーチェにしてみる。






 youちゃんの勇気ある決断から3ヶ月が過ぎ、ヤツはまだまだ元気にしている。あれこれ十分に頑張ったので、ただただ楽しく穏やかに暮らしていて欲しい。

 先月など、何かのついでにウチの近所まで来た。寄って来て、脚の匂いを入念に確認していたが、目の前にいるのが誰なのか、以前ほどにはあまりよくわからないらしい。もしくは、知った人間がなぜこんな知らない所にいるのかが不思議だったのかもしれない。






 何度目かの波が来て、近所の眺めがどんどん変わって行く。世間から見れば、こちらが都合よく自分だけ時計を止めた気になっているだけなのかもしれない。

 むやみに針を動かさないため、ここにこうしている。

このページのトップに戻る



9月4日

 は〜・・・「大好き五つ子」と「ナツコイ」がなくなったら、生活にリズムが出なくなっちゃいました。特に今日は、晴れてるのに気圧降下中みたいで調子出ないし。でも、やぎ座が1位なんですよね〜今日って。

 ま、相変わらず何事もユルユルとノンビリやってます。





ビュッと、バッと、ガッと


 たいていの物も人も言うほど凄くないという、いわば世の中全般で詐欺上等4649(寒)な昨今ですけど、GoogleChromeの速さは本物でした。

 ウチのサイトのページくらいなら、パッ♪で全表示。諸般の事情から敢えて低性能の間に合わせPCを使い続けているSteveにも優しい設計です。

 フェイバリットもインポート出来ますけど、今はIEからだけ。整理の仕方もまだ理解できてません。なんか、タブを開いてから飛ぶって感じで。選択したところへ行く際に勝手に新しいアブを開くようにするのは・・・?わからないので、後でヘルプ見てみます。

 これでSleipnirやFirefox、あるいはOperaなどのような使い勝手が加われば最高なんですけどね・・・まだベータ版ですからしょうがないです。

 さらに、既存のブラウザがどう出るかも楽しみですね。どれも皆今より使いやすくなったり高速表示になるなら・・・あ、わざわざこれに変えなくてもイイのか ヾ(-_-;)ぉぃ

 しばらく実験的に他と併用してみようと思います。

このページのトップに戻る



9月2日

 防災の日に洪水警報だったら、危機感ありまくりだったんですけどね〜。前日までは警報出まくりだったのが、一転して昨日も今日もアツイです。と言っても、異常気象になる前の夏、って感じですけど。

 ・・・え?そんなことより首相が辞めただろ、ですって?そりゃそうでしょ。以前コイズミが決めておいたことを、決められた時が来たからって官僚が機械的に開始しちゃってるだけなのに、実際文句言われるのは自分なんですから。誰だってそんなタイミングで総理やらされたら参っちゃいますよね。っつ〜か、辞めたことより会見で番組が中断されたことの方がぼくには重大(ぇ

 それに、某タレント主役のドラマが一ヶ月遅れで放映開始になった春の時点で、10月麻生説がガンガン報じられてましたもんね。そういうことを簡単にもらしたり報じまくったりラジバンダリ(違)のメディアに呆れると同時に、何でまんま「そうなる」んだよ、という馬鹿馬鹿しさに苦笑してしまいます。

 意表突いてドクター中松総理誕生だったら拍手します(ぉぃ





静岡県警


 で、その防災の日のお話

 山中に遺棄された死体と見られたものが、実は人形だった──と言っても、静岡県警の手際の良さがアピールできたと思って、捜査に当たった方々には胸を張っていただきたいところです。警察庁もむしろ、捜査体制から報道への対応まで全ての作業が迅速だったことを大っぴらに褒めるべきです。

 我が国の「変死体への対応のマズさ」は極めてヒドいもの。それを考えれば、まさかの事態に際してちゃんと正しく行われた捜査に文句を言うのはおかしいと思いました。

 ・・・え?防災の日で色んな人が署に詰めてたから良いけど、普段なら捜査幹部が現場になんか行ってないかも、ですって?そうだったとしても、今回行ったことを褒めたいんです。できれば恒常的にそうしてもらうためにも。





黄色い涙


 永島慎二さんの原作は知りません。NHK銀河テレビ小説の頃は、そんな時間に起きている事を許されないチビッコでした。今振り返ればあったのかもしれない触れるチャンスが、結局はなかった──というような縁遠い作品でした。

 それどころか、昨年新たに映画化されていたのも全く知らず、先日偶然DVDを見つけた、というちょっと寂しい出会いでした・・・でも、ふと興味を持って見てみて正解でした。



 今は、言わなくても良い一言──たとえば、あなたが今仰った件なら私も常々気にかけておりました、みたいなこと──をズケズケ言って、相手の好意を(悪意のないまま)潰しにかかるようなイヤな時代です。10代から80代まで性別を問わず、こうした傾向は多くなりました。

 この作品の中には、言われなくてもそうだとわかったけど、ここは言わぬが花、という心持ちや慮りがいくつも描かれています。

 特に、冒頭のシーンの移送大作戦が主人公の母にはウソだとお見通しだったけど「良い友達だ」として知らんぷりされていたのが明らかになるところ(説明長っ)と、見る者にも「これは仲間との別れでもあるんだ」と感じられる、駅で見送られる時に無言で見つめ合うところ(またまた長っ)は、永く忘れられない場面になりそうです。



 また、金で買えないことを尊んだり、地位の向上のために望まぬことをして失うものを重く見ること、そうした精神性を監督が善として捉えているような感じも伝わって来て、とっても嬉しかったです。

 そのためでしょうか。原作では東京五輪を境にすっかりゲンキンで物欲まみれな戦後のバカオトナになってしまうらしい仲間たちが、映画の中では志の「根」までは変わっていないまま今を生きている人たちとして再会するよう変更されています。これがまた、この映画を好ましいものにしていると思いました。

 劇中で、梶なんとかセンセイ原作の柔道ナントカ(笑)の連載を断るシーンがあるんですけど、実際には原作者の書いた分もあることで知られるだけに興味深かったです。我が家にあったTV主題歌のソノシートでも、絵は永島さんのものでした。

 記録によれば途中で降りたようですけど、本当は最初から引き受けたくなかったんでしょうね。劇中の主人公は、そのまま叙情的児童まんがを最後まで貫きます。まんが家がまんがを書くからと言って主体的な行動とは限らない、と言っただけの一貫性は保たれます。



 他の方にはなさそうな感想としましては、阿佐ヶ谷の高度経済成長期の様子が故郷の商店街の隆盛と重なって切なくなっちゃったことが挙げられます。七夕の飾り、行きかう人々、威勢の良い声、全てが懐かしかったです。今はもう・・・シャッター街でないのが幸い、くらいの寂しい様子に変わってしまいました。とは言え、実際に画面に映っているのは、ぼくが生まれる前の時代なんですけどね。





先週でナツコイ終了


 要するに、その時々で話を全部ボカしてなんとか済まそうとした由紀子(ちはる)が全部悪いでしょ。

 説明しにくいのはわかりますけど、学生時代の「親しい友人」が妻を亡くしてショボくれてるので元気付けたい、とでも最初から夫の篤郎(尾美としのり)に相談してれば、何も起きなかったのに。

 まあ、家族皆で先方の父子をバックアップして、元彼の亡き妻の遺書を取り返すまでのお話・・・では、「よろめきドラマ」にならないわけですけどね(笑)



 夏休みSPとして、子ども世代の恋の方に重きが置かれたのはドラマのタイトルからも明白ですけど、それならロミオ&ジュリエットの作り方が間違ってたような気もします。いっそ、子ども世代が大人になって同じこと繰り返しちゃってたらキモ怖かったかも・・・違うか



 明日、主役の子のアルバム(CD)が出るようですね。名曲「ひとつだけ」の他、佳作「瞳開いて」やナツコイ主題歌「夏のモンタージュ」も収録されるようです。イマドキにしては値段がちと高いみたいですけど、全部聴いてみたい気もします。

 歌の実力は素晴らしいんですけど、同年代の男の子たちにアピールする幼稚美?白痴美?には欠ける彼女。自主的髪型変更後の松田聖子さんや小泉今日子さんのように、同性に支持されればひょっとして?と思いますけど・・・女の子たちから目標とされるタイプとも(今は)違う感じですし、さてどうなりますやら。





魔王はもう少しで終了


 いよいよ詰めの段階に来ました。ここで情にほだされて切っ先の鈍るようなことがあってはいけません。

 敵は、取調べと称してビルの屋上から容疑者を逆さ吊りにするような悪徳刑事です。さっきまでエラそうなクチを利いて拳にモノを言わせておいて、それじゃムリとわかったら急に掌を返し、敬語使った上に床に土下座するような卑怯者です。

 これでもし芹沢直人(件の刑事)が人情派で、皆から仏の芹沢とか呼ばれているんなら・・・話は違っていたかもしれませんね。実際には大上段に正義を振りかざし、拳とともに振り下ろすわけで。だからこそ復讐劇の幕が開くことになったんだと思います。

 しかし匿名掲示板などをのぞくと、直人側に立った視点で視聴している人の意外な多さに驚きます。失礼ながら、たとえ下心があっても結果的に今メシ奢ってくれる人は善だみたいな考えの、異常に即物的な脳内金まみれの人?という偏見を持ってしまいます。

 まあ実際には、家族構成(イバリンボの父と従順な兄)などに小さな共通点を見つけて、ドラマの初期段階でついウッカリ思い入れたっぷりに食いついちゃったんだろうな、と思います。



 さて、いよいよ正当防衛でも過失致死でも事故でもない、本当の(?)殺人が起こっちゃいましたね。

 山野の持っていた写真はいつ誰に届くのか?直人の義姉はスキャンダルを恐れず葛西を救う証言をするのか?不倫→殺人という醜聞に対して芹沢パパはどう動くのか?そして、ある意味主人公・成瀬領の「敵」に回ったサイコメトラー・時田しおりは、一体何をどう見てしまうことになるのか?楽しみです。



 ところで、第一回のみ登場した熊田弁護士の息子ってどうなった?



  (-。-) ・・・って、Ayumさんが言ってました(責任転嫁)

 言われて見れば、あの時領から「見ていてください」とだけ告げられて去った彼、ここまでの経過をどう見ているのか、また11年前のことをどれだけ知ったのか、あるいは何をどう考え合わせてもやっぱり「それでも俺には良い親父だった」と一巡しちゃって最初に戻ってるのか、妙に気になりますね。

 演じてたのが後番組の主役の人ってこともあるんで、Kinkiが昔やっていたように妙なクロッシングが最終回で起こらないとも限りません。でも出て来るとしたら、それはつまり・・・あ〜考えたくない(ぇ

 ぼくの「希望」は第一回から変わりません。直人に自身を刺させる事で領の復讐が完結、っていう筋書きです。





もはや相棒ではない


 なんと、次期シーズン放映前に「亀山刑事が卒業する」という情報を大々的に流しているテレ朝。何を考えてるんでしょう・・・見る気なくします。気を取り直して見るとしても、今度のが最後ですね。

 長さんがもういないからこそ二度と復活しない、「踊る大捜査線」の本編とはエラい違いです。そうそう、映画の興行成績も半分以下ですしね(悪





こっちは凍りつくって!


 某高校の近くにあるコロッケ屋さん。生徒に学習意欲が不足していると言う同校教諭の話を聞いて、「80点取った答案を持って来たらコロッケ2個プレゼント」という企画を思いつきます。

 この企画は大成功。失礼ながら高校生にもなって、たかだかコロッケ2個を得るために必死で学習に励み、嬉々として80点超えの答案を店頭で広げる男女があれほどゾロゾロとTV画面中に並ぶとは思ってませんでした。中には、志望校に合格したからと自ら報酬を要求し、コロッケ5個にメンチカツ5個を得て大喜びする子まで登場しました。

 これを紹介していた番組のコメンテーターたちは揃って心温まるエピソードと大絶賛。ひとりとして、奮起を促すために交換条件を提示するのは未成年への虐待だ、なんて言う人はいませんでした。

 「ケッ、ヤなこった」と思ったり言ったり子が画面に登場するはずもないので、この企画に何人が反発を覚えたのかはわかりません。皆無なんだとすれば、これは地方のコネ社会における教員の不正採用よりずっと重い問題だと思います。

 大事なことに「つかない」値段をつけてしまう怖さ、交換条件で人心を掌握しようとするモラ精神の気持ち悪さ、どちらも嫌がられるどころか万民の認めるところになってしまったようです。

このページのトップに戻る



TOPへ戻る

(c)copywrite 2003-2006 TRI=AXE all rigtts reserved.
inserted by FC2 system