世の中なんて、結局誰かがうまく泥をカブったり上手にフタをしたりしているうちが花なんです。
いつだったか某ス○リチュ○ル系番組にミーちゃんが出て来た時、名前を変えてもイニシャルが同じなあの方は『ピンクレディーが活躍していた頃は世の中が平和だった』と仰いました。でもあの頃は例えば、大きく報道されない地方の行方不明者が実は拉致被害者であることを、一般市民が知りえなかったような世の中であったというだけなんじゃね~の?
それでも、確かに表社会にG藤田さんやK丸さん、裏社会にT岡さんが健在だった時代は、今よりフタのし方が上手でした。実質的には確かに平和だったと言えます。見かけだけですけど。
一般市民は今でも付け届け重視の暮らしをしておきながら、政治家に対しては妙に潔癖な視線を向けたり・・・。そんな連中が角栄型の選挙にまんまと乗せられて、結局過半数を占める党を別に祭り上げちゃった、なんて~のは、なんかザマアミロという気持ちになります。
以前にも書きましたけど、O沢さんは一度愚民どもに裏切られています。その面から見れば、今回の衆院選は1億人を相手取った、彼の壮大な復讐劇だったのかもしれませんね。
若ければ若いほどイヤみたいですけど、『付け届けまみれでも泥をカブれる政治家のいた時代の方が良かった』派は、決して少なくはありません。例えばあの時五億くらいカクさんにくれてやって、目をつぶっていた方がきっと今より世の中マシだった、みたいな話です。
元の田沼の濁り恋しき、なんて揶揄されそうですけど構いません。むしろ大筋その通りです。ま、ぼくなんか『大政奉還は間違っていた』派なんですけどね(ぇ
国民はせっせと貯金する。政治家は付け届けで得た財を党内にでも選挙区にでもガンガン持って行って、あれやこれや動かしまくる。それでイイんです。少なくとも、庶民の財布狙いが見苦しいほどに甚だしい近年の政治よりずっとマシです。
とは言え、今回はとりあえず自民党を第一党から引き摺り下ろしただけでもヨシとしないといけないのかもしれません。
欲を言えば、バランス的にCGJの風ももうちょっと吹いて欲しかったな~・・・あと2議席だけ。やっぱあっちは年末に吹き終えちゃったのかな。寄せ集めの保守党がダントツの第一党ってのもちょっと病的に思えますから、もうちょっとだけキレイにバラけて欲しかったです。
あ、そうそう。今回は珍しく投票して来ました。クサレ判事どもにNOの意思表示をするためです。特に今回はロクなのがいね~な~と思ってたもんで。
ついでと言ってはナンですけど、政権交代に全く関与しなさそうなところをさりげなくプッシュして来ました(笑
ところで、無効票の総数について言及するような報道は相変わらず皆無ですね。白紙で出しても、投票所に行かなくても、有効得票率≒投票率という扱いにされるのなら、世間にとって両者には差異がないってことです。
関心が持てずに投票に行かないのと同じ扱いになるのがイヤで白紙を投じても、結局行かなかったのと同じ扱いなんですから、受け取られようなんか気にせずにHow
I Liveを貫くのみ、です。
ぼくは今も多数決=悪と思ってますから、いずれまた判事どもに一発食らわす気になるまでは行きません。これもまた権利の行使ですし、お勧めこそしませんけど、そうする権利はどなたにもあると思っています。
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