2010年6月の日記
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6月22日

 あの辺り、今度は大雨かよ・・・にゃんこせんせがせめてゆっくり休めると良いんですけど。

 さて、昨日は2本立てだったクリミナルマインドのことを書こうと思ってましたけど、時間がなくなっちゃいました。ふたつとも超面白かった♪とだけ書いておきますね(ぉぃ

 では少々時計の針を戻して、土曜日以降のワールドカップのお話。





スロバキア 0-2 パラグアイ 


 アルゼンチンもチリも、ぼくが求める「柔」の南米と少しだけ違います。その意味では、この日のパラグアイは南米らしさを十分に発揮してくれました。

 その象徴は得点シーンです。特に1点目。スルーパスに反応して抜け出した選手が、ディフェンダーにくっつかれて良い体勢を維持できないままサッとゴールしてしまう。ステキです。

 悪く言えば狭苦しい中央突破ですけど、これができてこそチカラが上だから点が取れたんだと納得できるんです。

 文句なしでした。





イタリア 1-1 ニュージーランド 


 ちょっと最初から話がそれてしまいますが。

 東西統一以降のドイツはサッカー上での統一に長年苦労しました。今ではポーランドやイランなどからの移民系もうまく取り入れなくてはなりません。

 ですから、それまでのドイツの伝統的なやり方だからという理由で、試合中に無言のまま方針決定の意思統一ができるか?と言えば、正直ムリになったと思います。

 それはメッシという「異物」に10番を与えているアルゼンチンでも同じこと。チームが分裂していないだけマシとも言えなくはないんですが、ひとりだけ違う曲を演奏してる感じは否めません。

 結局、いつ何時でもその国らしいのはブラジルとイタリアだけなのかもしれません。ザックリ見ても細かく見ても、ウチは◇◇な時には△△するんだ!というような、いわばプレイ文法を基本全く変えていないのに──つまり散々研究し尽くされているはずなのに──長い目で見ると常に強豪であり続けるのってスゴイです。



 まあ決勝まで見据えているなら、イタリアが煮え切らない試合をしようと負けなければ構いません。優勝した82年だって決勝まで行った94年だって、常にこのステージではウダウダしてましたから。

 ただ、チェンジオブペースを図って投入されたであろう「異物」カモラネージは心配です。悪い意味でペースが変わってしまいました。

 ま、修正して来ますよね。加えて、復帰してくるであろうピルロが何かしてくれると期待して待つことにします。





ブラジル 3-1 コート=ジボワール 


 ついにやってまいりました。ブラジルは今回、地上波初登場です♪



 まずは高速カウンターの試運転。不調のカカも、スピードに関しては問題ありません。

 次に、一人一人がジックリ持って&待って、突っかけてくる相手をかわしながら徐々に前に運んでみる・・・ブラジルですね~。その集大成?として、密集させておいてのスルーパス一閃。さっさと先制です。

 いや~スゴイスゴイ。やっぱりブラジルは他のチームと別の次元にいるとしか思えません。



 意外にも守備専門っぽかったフェリペ・メロから、このチームがひとつになっていることも伺えたりして、大満足。

 しかも、後半開始早々にアレですもんね。リフティングでディフェンダー2人を手玉にとってしまうと言う・・・。確かにその間、スローで見れば2度ハンドがあったと思いますけど、このゴールの価値を下げるほどズルイものじゃなかったと考えています。



 この後の展開はもう、お約束。ディジャ=ヴュと言っても良い様な内容で試合が進んで行きました。

 ブラジルがペースダウンしてああしてみたりこうしてみたりするうち、必死に追いすがるコート=ジボワールに1点獲られてしまうものの逃げ切り。よくある光景、いつものブラジルらしいブラジルです。

 ま、つまりは優勝ですね 





チリ 1-0 スイス 


 スペイン人の足の甲を踏みまくり、ふくらはぎを蹴りまくって、品性下劣な振る舞いの罰に?センデロスを失った、トンデモ永世中立国。

 南米にはそんなの通じないぜ!と思ってたんですけど、この試合のスイスは前回ほどギスギスしてませんでした。激しいことはかなり激しかったですけど。

 最後にスペインと当たるチリが前がかりになるから、その背後を突こうぜ!的な入り方だったのが良かったんでしょうか。

 それにしても、10番タイプが2人いながらなかなかミラクルを起こせないチリ。それを補って余りあるチームとしての攻撃性で十分楽しめますけど、これじゃベスト16止まりになってしまいそう?

 ひとり大味なプレイ選択をし続けて周りと微妙にズレているようだったマルク・ゴンサレスが、それもヘディングで1点入れたのが唯一の得点というのも、色々考えてしまう要因です。

 結果的にはスイスの無失点時間を終わらせ、勝利もしたんですけどね。なんか99年ワールドユースの日本みたいで危ういです。面白いと言えば面白いけど、強いと言って良いのかはわからない、みたいな意味で。

 ベスト4まで行ったら面白いんですけどね~。





フランス 1-2 南アフリカ 


 フランスの協会が取った行動が意味不明ですね。

 どこから漏れたのかわからない話でマスコミがあたふたするのはわかりますけど、現地スタッフが試合に出さない決断をするだけならともかく、アネルカを仏協会から追放すると言う表明はやり過ぎ?

 一時はサルコジに仲介させるとか言う話まで出てましたけど、それはなんか権威主義的で好きじゃないです。一元論的な「上」から押さえつけようとする感じが。

そう思えば、練習ボイコットなんてカワイイもんだと思えて来ます。あくまでもぼくには、ですけどね。



 でも、この結果に驚いてはいません。中心選手がカントナやジノラだった時代にはこんなこと日常茶飯事。この間続けて2回も本大会出場を逃したのは、鮮明に記憶してます。特に米大会へ向けた予選の最終節は何度もニュースで流されていましたっけ・・・。

 ですから、コパ&フォンテーヌ期、プラティニ&ジレス期、ジダン期と、歴史上に点在するたった3つの時期を持ってして彼らを強豪を呼んで良いのかは疑問です。

 特にプラティニ期のシャンパンフットボールは、別に伝統でもお家芸でもないわけで。そこはちゃんと認識されるべきでしょう。

 そもそもこの大会だって、最後はズル過ぎるハンドで進んで来たんですからね。あれで判定が覆ってこの大会にアイルランドが出て来ると、どこにどんな軋轢が生じたんでしょうね。そんな勘繰りさえしたくなる経過でした。



 それよりこの試合、地上波放送のないメキシコ×ウルグアイと同時刻開催だったんで、そっちが気になって気になって仕方ありませんでした!!!

 南アが2点リードしてる時にウルグアイ先制の一報。実況もあと2点取ると南ア進出&メキシコ敗退だと煽るもんですから、もう胃が痛くなってきちゃいましたよ(笑

 監督とモメていながらオトナのプレイでチームに貢献するマルダの活躍もあって、リズムを取り戻したフランスがようやく1点を返してくれたので、アドレナリンが降下しました。

 で、進出したのはウルグアイとメキシコ。滅多にない思い通りの結果です。

 ただ・・・次にメキシコに立ちはだかるのはまたしてもアルゼンチン。前回大会では延長前に及ぶ死闘の末敗れてしまいましたけど、今回はリベンジしたいです。



 さあこれで、ブラジル、パラグアイ、チリも続いてくれれば超楽しい大会になります。

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6月20日

 ちょっと溜まっちゃいましたがザックリと。

 あと、海外ドラマのお話は週明けに回します。





アルゼンチン 4-1 韓国


 メッシを自由にするために、テヴェスやアグエロが必死に走り回る・・・ちょっと理不尽に見えなくもないですけど、皆でメッシを盛り立てることでチームが一つになれるなら、コレで良いんでしょうね。

 それにしても、日本代表選手なら確実に手詰まりになっているであろう状況(囲まれ過ぎ)まで行っておきながら、一発のパスでフリーの選手を生かしてしまうアルゼンチンのプレイぶりには改めて恐れ入りました。

 最初がオウンゴールじゃなかったらここまで差はつかなかったと思いますけどね。仕方ないです。





ドイツ 0-1 セルビア


 旧ユーゴ時代、新ユーゴ時代と激しい試合を繰り広げてきた両者。今回もカードが乱れ飛びましたが、試合開始直後の乱闘の予感をはらんだ空気は、クローゼを生け贄に収まったようで何よりでした。

 で、その退場後の不穏な空気のままドイツがマーキングミスで失点。ここから少しずつ後の人を減らして前がかりになっていくドイツはかなり面白かったですね。しまいにはワンバックみたいになってて。

 でもそこまでしても、PKまで止められたツキのなさは最後まで結局変わらず。ここは動けなくなるまで走りきったスタンコヴィッチの勝ち、ってヤツでしょう。

 まあ、まだ二試合目ですし、合計三つシュートを外したからといって、そのままポドルスキーを替えればイイってもんでもないですしね。彼を試合終了までピッチに残した監督の判断は間違ってないんじゃないかと。





スロベニア 2-2 USA


 地味ですけど、スロベニアって統率取れてて、やるべきことわかってて、おまけに実践に必要な技術もあって。なんかスゴイですね。

 特にこの試合では、キレイな3ラインの4-4-2が全てTV画面に収まるような、超コンパクトで来てました。たったそれだけのことで、あんなにパスコース無くなっちゃうなんて、ド素人にゃビックリですよ。

 それでも、アスリート能力ではやはりUSAでした。80分過ぎても「落ちた」印象が無かったのはスゲーっす。本当ならスロベニアには勝ってもらって、楽にイングランド戦を迎えて欲しかったんですけど、なんだかんだで追いつかれちゃって。

 GKがシュート避けたからだ!・・・と、小学生みたいなこと言っておきます(ぉぃ

 USAとアルジェリアは荒れそうで怖いです。




オランダ 1-0 日本


 いかにも「曲者カメルーン戦を残した二戦目」って感じでした、オランダは。

 結構移動したし、かなり環境変わったし、今日はあんま動きたくね~な~みたいな?

 点だって、ウッカリ入っちゃっただけっぽいし。ただしアレは、撃たなきゃ何も起こらない、撃ってみたので何かが起こりましたという好例ではありました。



 途中から入ってきた毒キノコ。予想通りですけど、かなりタチ悪かったですね。味方のフォローをしないし、持ち過ぎてボールを奪われるし、シュート撃たないし。連れて行くなら直弘の方が絶対良かったですよ。あと、岡崎より前田。

 日本は、攻める事は相当攻めたんで、一戦目よりずっとマシではありました。でも相変わらず、先が見えないまま単に跳ね返し続ける時間が長かったのは残念です。プレイが止まる回数も尋常じゃないですし、なんかサッカーしてないような気さえしてます。





ガーナ 1-1 オーストラリア


 あの超絶プレイスピードはどこへやら、必死のオーストラリアに対してガーナは息切れ気味でしたね。ぼくはこのノラクラも好きですけど。

 ただし、エリアの直前で手詰まりになるのが真の強豪と違うところ。ブラジルやアルゼンチンなら、一発で決定機ないしその一つ前まで持って行けるでしょうから。その前の、ゆったりパスで徐々に前に進んでいくところはステキでした。

 それにしても、まだキューウェルいるのかよ?と思ったら退場。やまなしレイさんのため息が聞こえてきそうでした。

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6月17日

※大会6日目までの私的まとめ。





アルゼンチン
 これから。


パラグアイ
 惜しかった、でもまだイケル、頑張れ!


ウルグアイ
 ついにフォルラン目覚める?期待大です。


チリ 
 凄過ぎ。グループリーグとは思えない戦いぶり。しかし逆に激プレスで来られたら・・・というわけで、ブラジルと当たらない限り真価は問えず。でも大好きです。


ブラジル
 のらりくらりとヘナヘナとこのまま優勝します。





イタリア
 20年前のロビーに匹敵する誰かがいない限り、もうムリ。更に、選手選考の新陳代謝悪過ぎ。カンナバーロやザンブロッタたちは大好きですけど、もう「出てはいけない」選手。


スペイン
 失礼ながら、今回も予選だけすごいチーム。悪い意味でいつも通りです。4-3とか撃ち合いになって気が緩むのを心配しましたけど、緩んでる場合じゃないです。勝たずとも楽しんで帰る気なら別にイイんですけど。それにしても、イケテナイ・カシージャス。そして、絶対に信じてはいけないピケが、そこにはいる。


ポルトガル
 ブラジル人がクロス上げてブラジル人がヘディングしてるへぼチーム。毎度の予想通り、のつく人は大舞台で奇跡を起こせずにいます。毎度同じ評価で恐縮ですけど、クラブでは年間通して活躍できる優れた選手ですけど、ワールドカップで何かを巻き起こせるホンモノのスーパースターではないです。おそらく、このまま寂しく帰って行くことでしょう。


オランダ
 傷めた足に湿布を貼って、「オレ、出る準備万端ッス」をベンチでアピールし続けるロッベン。いえいえ、まだ君の出番じゃありません。慌てないで♪決勝トーナメントの途中でPK戦になって敗れる様子が目に浮かびますけど。


スイス
 毛が無いけど怪我したっぽいセンデロス(寒)・・・は置いといて、とりあえずディフェンス時に故意か偶然か敵の足を踏む人が多過ぎて気分が悪いです。

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6月15日

 仕事の後寝過ぎちゃって、起きてみればもうオランダ×デンマークが終わる頃でした。惜しいことしたなぁ・・・オランダ楽しそうでしたね。アフェラーイもっと見たかったです。

 今日はブラジル登場なのに地上波なし。象牙海岸×ポルトガルでも楽しむとします。もちろんアフリカ>欧州で。

 では、大会四日目の話題。




カメルーン 0-1 日本


 おじさんの方のソングが年明けの試合で続けざまにしくじったとかで監督と揉め始めた──とかいう話はわかりますけど、今回甥っ子の方のソングやカメニが試合に出ないって、一体その後どこまで発展しちゃったんですか?

 おまけに、信じ難い渋滞の中で長時間車内に缶詰になったカメルーン代表は、直前になってコンディションがた落ちだ──とかいう情報がウッカリ聞こえて来たり。

 仲間を巻き込んで「サブになりに来たんじゃない」とか不遜なことを言っている毒キノコが、遅かれ早かれ今回の日本を内側から崩壊させるんじゃないかと思ってたんですけど、それより前にカメルーンが心身ともに、それも大会前に壊れちゃってるじゃないですか。

 あの手の揉め事のタネなら、親善試合において闘莉王が川島を信じていない空気を醸し出してた日本にも大いにあったと思いますけど、封じ込めたのか飲み込んだのか、とりあえず表れはしなかったようですね。

 おまけに、エトオの位置はオフトジャパンの福田だし。ドリブルが得意なCFをサイドに置いてるのはお互い様なんですけど、それにしてももったいなかったッス。真に怖かったのってワンシーンだけでしたし。



 阿部の守備面での出来が非常に良かったのと、松井や中澤のズルイ転倒が見られたことは良かったです。でも相手がアレでは・・・。崩壊していないチームを相手にして、中盤センターの3人に激プレスかけられたら、こんなんじゃ90分もたないかも?

 そんなんで勝っちゃって良かったんでしょうか?

 老いも若きも外に向かってただ偉ぶりたいだけのインチキナショナリズムが(時の為政者の意向により)浸透して早四半世紀。こういう変なラッキーが続くことは、わが国の未来にとって決して良いことではないんで、余裕のオランダにボコられ、必死のデンマークに吹っ飛ばされて帰って来てくれる方が色んな意味で安心です。

 ただ、前述の「内側からの崩壊」だけは起こさないよう注意していただきたいものです。特にこの布陣では出番の無さそうなケンゴが、キノコの胞子に毒されて妙な気を起こさないよう細心の注意が必要ですね。

 こりゃ能活も大変だわ・・・。

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6月14日 その2

 ワールドカップの話題はその1でチラっと書きました。





絶対に忘れてはいけない探査機が、ここにはある 

 最後に地球の画像を撮影して後「死んで」しまったはやぶさ・・・涙が止まりません。流れ星を見るたび思い出す事でしょう。



地球か・・・何もかも皆懐かしい・・・





NCIS 【シーズン1 14話 完璧なアリバイ】


 ぼくが観ている地上波放送の6年先(笑)を行っていらっしゃるkeikoさん向けに先に書いておきますと、これはダッキーが冒頭でサマリア人の話をする回です。



 さて、オチはまああれで我慢するとしまして(夢オチの次にやっちゃいけないネタだとは思いますけど)。

 今回のギブス君はちょっと変でした。木工用の小屋跡を調べず、犬の毛サンプルも採取せず、ひたすら容疑者のツラとだけ向き合ってるなんて、彼らしくなかったです。

 ・・・あ。保安官に言い寄られて調子狂ってた?あのオバチャン、髪下ろしてNCISまで来た時が一番怖かったです。





クリミナル・マインド 【シーズン1 11話 テネシーの吸血鬼】


 カニバリズムは「嗜」のカテゴリーであって食人症とは違うと思うんですけどね。ギデオン始めこのチームは皆、故事・金言的なモノの受け売りばっかりだから・・・専門外はどうでもイイのかもしれません。



 しかも、世界全体において諸悪の根源である「母親の息子に対する過干渉」は、ついにラストまで解決できずじまい。しかも、番組としてそのことを責める素振りすらないまま終わってしまいました。

 なんとも後味の悪い回でした。

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6月14日 その1

 スロヴェニアvsアルジェリアは、奮闘する前者に比べて後者のヘタクソorキタナさが目に余って・・・ちょっと見ていられませんでした。スロベニアの勝ちは当然でしょう。

 ドイツの初戦は地上波放送なし。大勝してしまったようで後が心配です。チーム内で何か大事なことが忘れ去られてしまったり、後で当たるチームに何かを見抜かれてしまったりしますもんね。

 今日から日本代表が登場するので話題はそっちに持っていかれそうですけど、カードとしてはむしろオランダ×デンマークこそ見る価値のあるものだと思います。

 日本×カメルーンは・・・寝てるかも(ぇぇぇぇぇ





セルビア 0-1 ガーナ


 早い&速い・・・。ガーナは意図的にプレイスピードを上げていたようですね。あらゆる意味で物凄いスピードでした。

 これが未来のサッカーになって行くのか、それともアフリカの色になって行くのか、はたまた単にガーナのサッカーとして定着していくのかはわかりませんけど、とにかく何かスゴイもん見ちゃった!って感じでした。

 金髪同盟(違)としましてはセルビアのクラシッチを応援したかったんですけど、流石にあのプレイスピードでは小さなミスを連発してしまいました。しょうがないですけど・・・残念です。

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6月13日

 開幕二日目です。

 仕事の都合上、英米決戦は見ません。また週明けに書こうと思います・・・って、毎度マメに書いておけばひと月放置とか防げるのに、バカですいません(汗





韓国 2-0 ギリシャ


 まあ、ハリボテス・ヤブレヌスですね(ぇ

 韓国の出来は予想以上に良かったです。人数をかけて後ろからどんどん飛び出して来ますし、プレスもほとんどの時間効いてましたし、何より強く当たれるフィジカルがありますから。加えて何か楽しげにプレイする選手もいますし、ノリノリでしたね。

 パクのゴールも凄かったです。わざわざ二人の間を選んで走り込み、ギリシャを越える辺りの強さを見せつけながら冷静にシュート。本田がこれやってくれたら・・・ムリか(汗



 一方、ギリシャは何がしたいのかよくわかりません。もっとシンプルにサイドにポーン、中央へポーンで、ドーン(ぉぃ)でイイと思うんですけどね。彼ら、自滅した感が?

 センターライン付近ではオツなパス交換も出来ていましたけど、その後が続かず。押し上げも無くサイドのオーバーラップも迫力不足。失礼ながら、よく本選に出て来られたなというのが正直な感想です。

 ただ、欧州のチームかつNot金満チームですから。要するに、滞在の様子が快適でないことが考えらるわけで。ヘタすると、もう早く帰りたいんじゃないか?とさえ勘繰りたくなります。

 万が一、ギリシャが一弱になったりすると大変です。3チームが得失点差で争うことになり、落ちるべきでないチームの敗退だって考えられます。

 次のナイジェリア戦でギリシャの「姿勢」がハッキリするでしょう。帰る気満々なのかどうか、が



 それにしても・・・いつまでトルシエ時代を懐かしんでれば良いのやら。せめてこの日の韓国とマトモにやりあえる日本代表なら、応援のし甲斐もあるんですけどね~。





アルゼンチン 1-0 ナイジェリア


 開幕前に書きました通り↓

>スペインとアルゼンチンは初戦次第。ここでの相手と撃ち合いになるようですと、まず優勝はムリ

 ↑なんです。緊張感を持った状況で90分間最後まで戦えるのか、「2~3点取られてもそれ以上取れば勝てるぜ」的なムードに流されて後々崩れてしまうのかは、強豪国にとって大きいことなわけで。

 そんな期待を不安を旨に、例によって事前情報ゼロで観戦です。



 アルゼンチンの布陣はユニークでした。おぼろげながらコパ・アメリカでは左のハーフだったと記憶しているグティエレスがライトバック。なんか違和感あります。

 前線の3人につきましては涙モノと言っても過言ではない並びでした。テヴェス、イグアイン、メッシ。皆に10番つけてあげたい気分です。

 どんなコンビネーションを見せてくれるのかとワクワクしていたら、いきなりメッシとテヴェスがワンツーで共に敵エリア内へ侵入。点にならなくても、こういうシーンが見られることは大きな喜びです♪それに、メキシコと違ってキックオフ直後も繋いで行こうとしていました。あくまで好みを基準にしての話ですけど、既にこの時点で100点です(笑



 ナイジェリアの方は、ヨボ、オビンナ、タイウォくらいしか知りません。ゲーム内では「見知った名前」もいますけど、実物が動いてる映像を見たことあるのは・・・スタメン中この3人だけかも。

 南ア同様、固くなっていた立ち上がりは防戦一方。安全第一でコーナーキックに逃げれば、どフリーのエインセに先制されてしまうし・・・ちょっと惜しまれる「入り方」でした。

 ペースを取り戻してからはかなり頑張っていましたけど、センターフォワードの選手と「戦術面で想定している点の取り方」とが合致していなかったような感じです。



 結局は点差の動くことも無く終わってしまいました。2年ぶりに見た動くオデムウィンギー(ナイジェリア)の素晴らしさには感嘆しましたし、ヨボ(ナイジェリア)やエインセ、デミチェリス(アルゼンチン)は見ていて安心のプレイでした。

 逆に言えば、メッシやテヴェスは本領を発揮したとは言い難かったです。でも、安易にプレイして点が取れちゃっていたら後が怖いですから、最初に書きました通りコレでイイんです。らしさは十二分に出てましたし。

 次の韓国戦は消耗戦になりそうですね。多くを望まず、とにかく勝ち点は取る、そんな感じでイイかと。ナメてかかると怪我させられそうでコワイですし。

 何か、全部死のグループ化してませんか?

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6月12日 その2

 引き続き、お祭開幕日の模様です。




フランス 0-0 ウルグアイ


 コパ・アメリカの堅実な勝ち上がり方とは裏腹に、予選では苦労してプレイオフの末に上がって来たウルグアイ。どちらの顔を見せてくれるのか?ということ以外、この試合も事前情報ゼロで臨みました。

 それにしても、激しい辺りの連続で90分。日本の審判団もヘトヘトになったでしょうね。



 一方のフランスは・・・なんかメチャクチャ(笑)

 ウルグアイのプレッシングが強くて早かったのもありますけど、失礼ながら名前的に小粒なフランスの皆さんは本領を発揮できず、リベリさえ何してんの?というプレイぶり。

 何より、無難な陣形を作ったがためにシセ、アンリ、アネルカのうち出場できるのが一人・・・と言う変な状態が気持ち悪かったです。98仏大会と00共催ユーロはそれでも優勝しましたから良かったですけど、ジダン級がいないのなら同じように語ってはいけないような。

 加えて、信じがたいほどの不正確なミドルシュートを打ちまくる姿勢にも疑問符つきまくり。よほど結束しない限り、優勝どころかベスト8も難しそうなチームでした。



 問題は、退場者が出てウルグアイが10人になってからです。

 ドメネク監督は攻め過ぎず守り過ぎずのまま大した動きを見せず、キッチリ守り切られてなんとなく終了。他の2チームが勝ち点1を分け合っていますから、自分のとこだけ0になるのを避けたかったのかもしれませんけど、それにしても相変わらず希薄の足りない監督さんです。



 ウルグアイは南ア戦の乗り切り方次第でしょうね。

 メキシコはウルグアイとは分けておいた方が良さそうですけど、フランスに勝てれば決勝トーナメントにイケそうな気がして来ました♪

 微妙に死のグループですよね~ここって。

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6月12日 その1

 世界最大の祭が始まりました。




メキシコ 1-1 南アフリカ


 今回は事前情報ゼロで臨んでます。ですから、トラードがキャプテンになっていることや、本選にMr.シザース(違)ことコーモテック・ブランコが(しかも10番をつけて)来ていることも知らずにいました。

 この2人の他にも、ぼくがサッカーゲーム中で獲得を絶対に欠かさないオソーリオを始め、オスカル・ペレス、サルシドにマルケスとおなじみの面々がピッチに立ちましたから、開幕の興奮が更に高まります。ま、コーモテックはベンチでしたけど。



 一方で、ギジェルモ・フランコ、ドス・サントス、ヴェラの3トップであることには少々不安を覚えました。欧州的な、あるいは教科書的な視点では優れた選手たちですけど、メキシコ代表として「らしい」プレイが出来るかどうかについては確信が持てません。予選を見ていない分、リズムが合うのか?という根本的なところから疑問符がついたままのキックオフとなりました。



 ちょっとした動きでも草が千切れて舞い、それをファインスロー映像が大写しにすると言う、まさかのグラウンドコンディション。これで大会運営して良いのか?とも思いますけど、初のアフリカ&突貫工事は既知の事実ってことで。

 審判団はAFC-CLでもおなじみの顔ぶれ。特に第四審判の方は「見たことある♪」と言う方も多かったんじゃないかと思いますけど、今はサッカー人気あまりないし、AFC-CLなんて地上波じゃ夜中の3時とかの放送ですから・・・。



 さて、南アがコートを取り、メヒコがボールを持っていよいよスタートです。どう始めるのか?・・・と思ったら、ちょっと下げてサイドの前の方へポーン。意外でした。

 とは言え、メヒコはメヒコ。無いパスコースを紡ぎ出したり一気に蹴り出したりと、あの手この手で攻めます。これは前半終了間際に南アが崩れそうだと思って見ていたんですけど、崩し切れずに終わったことで言い知れぬ不安が・・・。

 先にも書きましたけど、開催国であるってことは、五分の状態でストップしたら南アのリスタートに決まってるってことです。日本だって自国開催の時はベルギー相手に二度PKを見逃してもらい、ロシア相手にはオフサイドなのに得点が認められました。韓国は・・・思い出したくないです(笑

 ですから、五分の勝負になっちゃダメなんです。



 戦前の予想通り、3トップは中盤を助けこそすれフォワードらしさに欠けました。クロスに飛び込むのはフランコだけ。ドス・サントスはすごかったけど南米的でないドリブルだし、ヴェラに至ってはいても意味ないくらい存在感がないし。

 むしろフランコ型こそサイドに置いて、もっとラインとせめぎ合うか人と競り合うCFの方が良いのでは?とハラハラしてしまいました。

 守備に目をやると、中盤の底に入ったマルケスは持ち過ぎて狙われまくってるし、CBのロドリゲスは自身のすぐ脇に早く通されるパスへの反応が鈍いし、こちらも心配。

 後半はいったいどうなるんでしょう・・・。蛇足ながら、こんなに必死に見ていた割りに、前半の45分が果てしなく長く感じられました。それだけ南アにジラされたってことかな。



 忘れてはいけないキイパーソンが、南アの監督を務めるカルロス・アルベルト・パレイラです。本邦関連では96アトランタ五輪の「日本に負けたんじゃない、川口に負けたんだ」が忘れられない彼ですが、一方では批判に屈せず自分流で優勝した94米大会のことも忘れられません。

 その彼が打った手は、LBの交代でした。それだけ?と思ってたんですけど、これが思いのほか当たりました。それまで果敢に攻め上がっていたメヒコのRBアギラールが、センターラインを越えた辺りでどうしようか迷い始め、チーム全体としても攻撃が停滞してしまいます。

 そこを打ち破らんと人数をかけた裏を狙われ、スピード頼みのカウンターで南アが先制。後半が始まったばかりでしたし、そんなに心配要らないと思いたかったんですけど、前述の停滞がありますから・・・。

 本来このフォーメーションでは出番の無さそうなグアルダードを中央寄りのパサー的に出してきたり、タイプのそう変わらないCF同士を交代させたり、メヒコの監督が打つ手は意味不明でした。

 唯一奏功したのがブランコ投入。パスを回すと言う単純な事実以外でメヒコらしさを出せたのは彼だけでした。

 それでも、状況は打開できません。失点時と同様のカウンターも喰らいましたし、相変わらずマルケスは狙われてるし・・・。

 まさか、そのマルケスが同点ゴールを決めるとは。ほかの強豪国なら、ボールを奪われまくった「昔の名前」を出場させ続けるなんてありえなかったと思います。そのまま試合が終わったことで殊勲賞モノってことになったのなら、なんとも納得の行かない展開・・・。

 試合巧者ぶりの一端は見せてくれましたけど、このメヒコで大丈夫なのか?・・・もうひとつの対戦カードであるフランス×ウルグアイも見なくては!!と思いました。二国の出来如何ではメキシコ敗退も現実的になって来ますから。

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6月11日

 結局、1ヶ月もほったらかしになってしまいました。ごめんなさい。その間忙しくなったり、熱出したり、体が無くなるかと思うほど一気に発汗したり、頭の後ろ半分がバクハツしたと思うほどの頭痛に見舞われたり・・・。

 バタバタしてました(またそれか/汗)




 しか~し!!!!今日からはですよ!!! 

 そうです、4年に1度のワールドカップ

 コレを書いているのは仕事終わりの午前中ですけど、あと半日が待ちきれないです。久しぶりに心底ワクワクしてます。




 ・・・で、早速ですが予想です。

 スペインとアルゼンチンは初戦次第。ここでの相手と撃ち合いになるようですと、まず優勝はムリでしょう。最終日まで見据えた調整&戦いが出来るのか、ちょっと心配です。

 イングランドやイタリアは環境の悪さにイライラしてチカラを出せない感じ?その意味では、セキュリティならおまかせのUSAが妙な躍進をしそうな予感です。あくまで「妙な」。

 でも、最悪の気候だった日韓大会同様、大会のインフラがダメダメな時はブラジルが強いに決まってます。ぼくの中ではもう優勝の大本命どころか、脳内では既にカップ掲げてます。




 今日はまず、開催国南アと当たるメキシコの応援からスタートです。最近メヒコ観てないんで、選手とかがよくわからなくなってますけど、とりあえず勝って欲しいッス。開催国から恨まれない程度に「オーレ!スタイル」で頑張っていただきたいです。

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