海外の税制と比較するなら、掛けどころがマトモだった過去の物品税とするのが妥当で、100円のアイスを買いたい子供が105円用意しなければならないようなキ*ガイじみた状態と比較するというのはインチキ。
だいたい、ある国で20%を超えている消費税よりも我が国の5%消費税の方が「全体の税収に対する割合が多い」というのはおかしい話です。
東電の利益のほとんどが一般家庭から貪られている図式と一緒です。
住宅金融公庫あたりから始まった「小市民からあれこれ掠め取って金持ちがウハウハな日本」の典型です。今に至る過程の中で累進課税の「累進」の部分が弱められてのだってインチキ。
理想のゴール部分を本日ただ今の現実に照らし合わせて「ムリ」と言い切るのもインチキ。
具体的なスタート=第一歩への批判ならわかりますし、そうしたプロセスを思いつかないまま本日ただ今ゴールしたいという人たちへの批判も理解できますけどね。丸ごとぶった切るのではなく、「具体的な一歩目は何だか示せ」と言うに留めるのが妥当でしょう。
原発の場合だと、既に地中に埋まってるはずのものが埋まっておらず、各発電所の建屋のからとっくに移動されているはずのものが未だ大量に留まっており、活断層の問題もくすぶっていますから論理的には推進が不当だと思います。でも、宗教のように廃止を求めたりするのにも、経団連に尻尾振って推進するのにも断固No!です。
ぼくの理想は、近くに温泉街のない国立公園で地熱発電──なんですけど、諸事情から実現は極めて困難のようですね。
実際には、一般家庭から土建屋に金が流れるのを狙ってソーラーを進めているだけだと思うんですけどね。だから、違う案が実現できないかのように報道されてるんじゃないかとさえ思えます。いわゆる安易な陰謀論ですけど。
それもこれも「小市民からあれこれ掠め取って金持ちがウハウハな日本」だからこそ、って話で(笑
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